2008-09-30

帰国

離陸は朝5時なのに、集合は1時40分。トラブルが発生したときの念のためなのでしょうけど…
あまりに眠かったのでこの写真を撮ってすぐ寝ました。
帰りのバスは、夜間到着した人が皆このバスに乗るため、ほぼ満席でした。

ISO200 f/2.8 1/15s


ISO400 f/2.8 1/15s

適正露出が分からなかったので露出を変えて何枚か撮りました。絞り、シャッター速度を変えようかなと思ったのですが、試しに感度設定を変えてみました。そのままだとISO400の方が倍明るいので、RAWをJPEGに変換するときに明るさを調整しています。CCDが受けた光量は同じですが、ISO400の方は明るい部分が飛んでいます。A/Dコンバータがクリップしているのでしょうか?

入射光式露出計を使っていないから仕方ないのかもしれませんが、相変わらずAEが結構外します。暗い方に外れるのは後から明るくすればノイズが増えるだけ見れないことはないですが、明るい方に外れて飛んでしまうとどうしようもありません。一般的に、暗めに写して後で持ち上げることでダイナミックレンジを広げようとされることはありますが、それを目的にしなくても、AEが明るい方に外す対策として暗めに露出補正をかけておいた方が良さそうです。
露出についてはペンタックス K10D【最終回】旧レンズと内蔵露出計の関係が詳しいです。

ピント合わせですが、K-10Dならフォーカススクリーンを交換できます。
ふたまのおみみ: ピントがずれてます
りゅうの犬小屋» Blog Archive » フォーカシングスクリーン交換でピントが合う
Gumbo Champroo: フォーカシングスクリーン交換 (LL-60)
K-100Dでも出来ない事はないそうです。
安物買いの銭失い K100Dのファインダースクリーン清掃・脱着方法
フォーカシングスクリーン交換
晴釣雨巻:K100Dフォーカシングスクリーン交換
Final伝説GX: 梅とか、K100D スクリーン掃除とか
パーフェクト・サイトシーング : 呪文

これらの記事を参考にフォーカススクリーンを*istD用のLL-60に変更しました。ピントが外れているときにはちゃんとボケるのでピントがあわせやすくなりました。でもフィルムカメラのようにスプリットやマイクロプリズムのほうが合わせ易いです。翳るので暗いズームレンズを使うには不便でしょうけれど、私は単焦点しか使っていませんので問題ありません。
K-100DsuperはAFセンサーもF5.6対応で精度が低いです。センサーが合焦と示すところと見た目でピントが合うように見えるところが違うときは、見た目を優先したほうが良いです(スクリーン交換前からそうでした)
雑文置き場EX : 【微妙な】K20DのAFセンサのお話【ネタやね】

【特別企画】D700でカールツァイス/フォクトレンダーレンズを試すを見ると被写界深度が浅くても狙ったところにピントが合っていますが、フォーカスリングを回してピントが合っているように見える幅の中の何処で写すか色々試してみても、あのようにピントが合う確率は低いです。キヤノンEOS 5D Mark II【第1回】改めて感じたフルサイズの良さに依ると、EOS 5D Mark IIでも厳しそうです。
考えてみればDotByDotで表示させたりしなくても、パソコンディスプレイで全体表示させるだけでも、ファインダーよりは遥かに大きく表示されますから、余程ボケが強調されるマットでも使わない限り「ファインダーではピントが合っている様に見えるけどディスプレイでは合っていないことが分かる」ことが起こって当たり前です。結局、開放でピントが合っているように見える部分が全て被写界深度内に入るように絞る必要があり、2段ではまだ駄目です。さらに無限遠も、少し余裕を持たれているようで、「遠いし、ピントを合わせる時間的余裕が無いから」と思って回し切るとピントが合いませんから、この場合も絞っておくのが無難です。
明るく、開放近くから収差も少なくよく写るレンズなのですが、ピンボケを防ぐためだけに3段以上絞らなければなりません。元が明るいので3段絞ってもF5.6ですから、安いズームレンズの開放と同じとは言えますけど。
じっくり腰を落ち着けて、少しずつピントを変えて何枚も試し撮りして拡大してピントを確認、必要ならその場でパソコンに移して確認、とやらない限りは、オートフォーカスに頼った方が良さそうです。でもペンタックスの場合、そのオートフォーカスもアテに出来ないので、マニュアルフォーカスで使うならKatz Eye Optic ファインダースクリーンのようなスプリットとかマイクロプリズムのスクリーンに変えるしかないと思います。
キットレンズの場合は、元々暗くて被写界深度は深く、その暗さに合わせたAFセンサーを使っているので問題はありません。旅行先で、照明が充分でない場面でも撮れる様にと明るいレンズを組み合わせたのが間違いでした。

AFの調整も出来そうです。
激貧モバイラー 来い!ジャストピント!k100DSuper debug mode(裏メニュー)
Pentax製デジカメのAF(前ピン・後ピン)調整-Okey Dokey
物欲パワー ペンタックスK10D、裏メニューが発見される
超☆電依研 » 裏メニューでフォーカス調整

2008-09-28

TONY ROMA'S

Royal Orchidホテル2階のTONY ROMA'Sでお昼ごはんを食べました。メニューはこちら

食べ終わったら免税店へ行きました。詳しくは後で書きます。

Atlantis


潜水艦に乗って海の中を見に行きます。


手前の船が潜水艦です。これが入り口です。


綺麗な魚が沢山泳いでいます。


ところどころにこのような餌場があって、魚が集まっています。


鮫です。餌場に集まる魚を狙っているのでしょう。


餌場の餌を食べています。


食べるのに夢中で逆さまになっています。ちゃんと自分で魚を捕まえなさい。


お世話になりました~


もうこんなに離れました。


綺麗な海と空です。


船着場に戻ってきました。浅くなると海の色が違ってきます。

2008-09-14

オーディオの科学

オーディオの科学を見つけたので、後で読むために記録。

台湾へ行った時の写真を少し載せました
写真を整理していて感じたのですが、600万画素(緑300万画素、赤と青はそれぞれ150万画素)でもL版サイズにプリントアウトするには充分ですし、縦横1/2に縮小して1500x1000の150万画素だと1600x1200のディスプレイで見るには丁度良いです。
勿論大きく引き伸ばして印刷するには画素は多い方が良いのですが、特にコンパクトデジカメでは画素の数よりノイズの多さ、白の飛びやすさの方が気になります。画素数を増やすよりこちらを何とかして欲しいです。

画像処理にはAdobe Photoshop Lightroomを使いました。ホワイトバランスは「撮影時」「自動」、プリセット、の中から一番その状況に合うもの、を選びました。例えば夕焼け時に、白い紙が白くなるように調整するか、夕焼けの赤さを活かすか、などの判断はソフトウェア任せでは出来ませんので。 それと、Lightroomのバグでしょうか、「自動」を選ぶと時々固まりましたが、Ver2.1にアップしたら直ったようです。

RGBデジタル画像講座 実践編vol.03によると
> リサンプルメニューのうちバイキュービック法では、1:元画像に軽いローパスフィルタをかけ輪郭をぼかし、ピクセルの周辺情報を取り込む。2:リサイズの新しい升目を基準に元画像を演算しデータを置き換える。3:このとき生成される補間データを加味する。4:リサンプル後の画像にシャープネス処理を行う。・・・というように一連のプロセスを自動処理している。3種のアルゴリズムのなかの「ニアレストネイバー法」はローパスフィルタと補間処理を含まない手法であって、元画像に手動でガウス(ローパスフィルタ)をかけてから、この方式でリサンプルするという奥の手もある。大きく精緻な画像が必要な場合、有効な手段になる。「CS2」におけるバイキュービックのシャープネス選択は、フィルタリングのレベルによるものと思われる。
とのことです。確かに、バイキュービック(シャープ)を選ぶと、元画像によっては、いかにもシャープネスをきつくかけました、という雰囲気になります。
2008-11-11 - Rest Term
内挿 - Wikipedia
◇12月18日(月) 縮小アルゴリズム(1) - Diary 2000-12 - まるも製作所
画像縮小ソフトと画像縮小アルゴリズムを比較してみる - Kimagureman! Studio ~美少女系フィギュア撮影、気まぐれ更新日記~「PhotoshopCSのように画質7以上で強制的に4:4:4になるソフトは、ある意味とても親切設計だと言えます。」だそうです。
JPEG画像圧縮FAQ その1/同人野郎のためのWEBサイトづくり規格の基本に詳しいです。
Photoshop には苦手な縮小率があるPhotoshopCS ではアルゴリズム改善されています
画像縮小について (株式会社ディア Dear inc.)バイリニアやバイキュービックの問題点が指摘されています。私の用途からすると、高感度ノイズが多い画像を縮小するなら平均画素法(面積平均法)がよさそうです。
追記:ここでの問題点の指摘
> バイリニアでは、周辺4点の情報しか使用せず、バイキュービックでは周辺16点の情報しか使用していない。
> つまり、バイリニアでは1/2を超える縮小を行なうと元画像上に存在しているにも関わらずまったく使用されない点が出てくることになる。バイキュービックで行くなら1/4を超える縮小と言うことになる。
は間違いです。バイリニア、バイキュービックをかけるまえにローパスフィルタをかけますので、その時点でもっと広い範囲、少なくとも縮小後にすぐ隣に来る点より近い点の情報は全て参照されます。

平均画素法に対応している縮小ソフトはYukari(TIFFを読めません)
リサンプリングエンジン R13 - FineView Software Labs(TIFFは読めますがEXIF情報は引き継げません→ おまけ → サンプル出力オプション → JPEG 4:2:0(IJGデフォルト) / JPEG 4:4:4)
藤 -Resizer-(TIFFが読めない、EXIF情報が引き継げないそうです。ダウンサンプリングをOFFにすると綺麗だそうです)
Ralpha(WindowsNT/2000/XP/Vista / 画像&サウンド)(JPEGもTIFFもEXIF情報を引き継げます。)
縮小専用。(Windows95/98/Me / 画像&サウンド)(EXIF情報が引き継げないそうです。アルゴリズムは設定できるの?)
IrfanView - Official Homepage - one of the most popular viewers worldwide(対応していなかったみたいです)
などです。
CaptureNX2が出力できるのはJPEGとTIFFで、JPEGは非可逆ですのでTIFFを使うことにすると、そのまま読めるのはR13とRalphaだけということになります。PNGに変更すれば他でも読めますが。

Lanczos関数による画像の拡大縮小が綺麗だと言うので調べてみました。要は統計学で言うところのカーネル平滑化みたいなものです。統計で扱う場合はノイズだらけのデータから何とかして真の構造を見つけ出そうとするので、私の考えがノイズ除去に寄っているのでしょうね。拡大ならLanczosが良いでしょう。縮小ならLanczos法でも面積平均法でも似たようなものかと思います。
Crazy*Planet:お絵描き研究室:JPEG(原理編1)
ナイキスト周波数エアリーディスク脈理も頭に入れておきましょう。
ISP imaging-developers - CZPによる評価
ZURUYASUMINEKOのホームページ

: 小春日和綺麗なカワセミの写真です。

2009年6月4日追記
Lanczos4について調べました。要はローパスフィルタそのものをデシメーションフィルタに使うということらしいです。Filters for Common Resampling Tasks, Ken Turkowski, Apple Computer Leafel's noteの過去の日記の何処かにもこれに関する記述があるはずですが…

画像の拡大「Lanczos法」: koujinz blog
ema log - Welcome back! Ubuntu!! , 画像の拡大縮小(サンプリングに基づく補間アルゴリズム比較) , 補間の補完
陶見の窓 リサイズで色が濃くなる問題対策。
陶見の窓 画像リサイズ「面積平均法」
陶見の窓 画像縮小アルゴリズム(?)

Tenny : 画質と画素数
Tenny : 解像力とMTF