- 次のデータの、身長Xの平均と分散、及び座高Yの平均と分散を求めるプログラムを書きなさい。
但し、ワークシートには求めた平均と分散以外書いてはいけません。
何故なら実際に解析するときにはワークシートの他の部分には他のデータが入力されているかもしれないからです。
その点が第5回講義の課題とは異なります。
身長X 座高Y 159 88 150 84 157 86 153 81 158 83 152 85 155 83 157 83 145 76 158 85 161 85 150 83 148 79 154 84 154 85 159 85 149 83 155 86 153 84 160 88 - 身長Xと座高Yの共分散を求めるプログラムを書きなさい。
共分散の公式:二つ一組のデータがn組あるとき、それらを(x1,y1),(x2,y2),...,(xn,yn)と書き、Xの平均をμX、Yの平均をμXと書くと、XとYの共分散は
1/n×Σi=1n(xi-μX)(yi-μY)
として計算されます。
2007-01-24
期末試験問題
2007-01-18
ホームページ作成第二回:表の作り方、使い方
A | B | C |
---|---|---|
2 | 4 | 4 |
2 | -1 | -6 |
2 | 3 | -2 |
Sheet1 |
|
のようにレイアウトも、実は表を使って
|
そこで今日は表の作り方を勉強しましょう。先週と同じように秀丸エディタで
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>
表の練習
</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
今日はここに表を書きます。
</BODY>
</HTML>
という内容のファイルを作って、index2.htmというファイル名で保存して下さい。そしてインターネットエクスプローラーで
http://www.edu.cc.okayama-u.ac.jp/自分のユーザー名/index2.htm
を見てください。今日はここに表を書いていきましょう。
最も基本的な表の形は
<TABLE>
<TR><TD>左上 </TD><TD>右上 </TD></TR>
<TR><TD>左下 </TD><TD>右下 </TD></TR>
</TABLE>
です。この通りに入力すると
左上 | 右上 |
左下 | 右下 |
HTMLでは<命令>と</命令>がペアで使われるのでしたよね。
表では<TABLE>と</TABLE>がペアとなって、表の始まり、表の終わり、を表します。
そして表の中では<TR>と</TR>がペアとなって、行の始まり、行の終わり、を表します。
最後に、各行の中では<TD>と</TD>がペアとなって、セルの始まり、セルの終わり、を表します。
練習問題:次の表を作ってください。
左上 | 中上 | 右上 |
左中 | 中中 | 右中 |
左下 | 中下 | 右下 |
<TABLE>を<TABLE border="1">に書き換えると、表の境界線が表示されます。
表に関するいくつかの補足
- 一番上の表のsheet1のように複数のセルを横に繋げて表示するには<TD colspan="3">中身</TD>のように書きます。
- 縦に繋げて表示するには<TD rowspan="2">中身</TD>のように書きます。
- セルの中央に文字を表示するには<TD>を<TD align=center>に、 右に表示するには<TD>を<TD align=right>に書き直します。
- セルの上のほうに表示するには<TD valign=top>, 中央なら<TD valign=middle>, 下のほうなら<TD valign=bottom>です。
- 先週勉強したbgcolor="色の名前"という方法での色づけは、表の塗りつぶしにも使えます。<TABLE bgcolor="red">とか<TR bgcolor="green">とか<TD bgcolor="blue">を試してみてください。どこに色がつきましたか?
ホームページ作りに関してはまだまだ沢山の項目があります。興味がある人は解説サイトなどを見てください。但し、沢山の項目を駆使するより、配置、配色を工夫する方が見やすいページになります。
ホームページ作りに関する課題:
http://www.edu.cc.okayama-u.ac.jp/自分のユーザー名/
という形で学内から見ることが出来るホームページを作ってください。条件は
- 2つ以上のファイルを作って、相互にリンクを貼って行き来できるようにする。
- 他のサイト(友達、僕、岡山大学、外部などどこでもいいです)へのリンクも作る。
- 画像を貼る
- 表を作る。境界線は表示してもしなくてもいいです。
- 色をつける。文字の色でも背景の色でもいいです。
2007-01-15
変数選択
y=β0+β1x1+β2x2+β3x3+誤差
というモデルを考えたのですが(これをモデル0と呼ぶことにします)、これが最適とは限りません。今回は他のモデルも考えてみて、比較しましょう。他のモデルとして、非線形項を入れることにすると考えるモデルが多くなりすぎて収集がつかなくなるので、今回は比較対象の一例として変量を減らしたモデルを考えます。経度は気温への影響が少ないかも知れないので
y=β0+β1x1+β3x3+誤差
というモデルを考えて(これをモデル1と呼ぶことにします)、これとモデル0のどちらが良いか比較します。
比較の方法として
∑i=120 {yi-(β0+β1xi1+β2xi2+β3xi3)}2
と
∑i=120 {yi-(β0+β1xi1+β3xi3)}2
の最小値が小さい方、という比較は意味がありません。必ず前者の方が等しいか、小さくなります。何故なら前者で β2=0と置けば後者になるので、後者の最小値と同じ値を前者はとることが出来るからです。 注意すべきは、もし仮にx2がyと関係なくても、前者の方が小さくなってしまうので、これらの 小ささを比較していては不要な変数もどんどん採用してしまいます。
ではどのように比較すればよいでしょうか?大事なのは
y=β0+β1x1+β2x2+β3x3+誤差
や
y=β0+β1x1+β3x3+誤差
が、yの値を知らないときにその予測として役に立つか、ということです。なので例えば β0+β1x11+β2x12+β3x13がy1の推定として役に立っているか確認するなら、β0, β1, β2, β3を推定するためにy1の値を使っては確認になりません。
従って、次の手順でモデル0の推定のよさを調べることになります。
- 1.
- 都市番号2,3,...,20のデータを用いてβ0, β1, β2, β3の値を推定し、そのβ0, β1, β2, β3を用いて推定誤差
y1-(β0+β1x11+β2x12+β3x13) を求めます。 - 2.
- 都市番号1,3,...,20のデータを用いてβ0, β1, β2, β3の値を推定し、そのβ0, β1, β2, β3を用いて推定誤差
y2-(β0+β1x21+β2x22+β3x23) を求めます。
…… - 20.
- 都市番号1,2,...,19のデータを用いてβ0, β1, β2, β3の値を推定し、そのβ0, β1, β2, β3を用いて推定誤差
y20-(β0+β1x20,1+β2x20,2+β3x20,3) を求めます。
2007-01-12
確率分布実習
xの欄に0から10まで入力します。一つずつ入れていると大変なので、 まずA6に0を入れた後は自動で埋めましょう。0を入れたセルをクリックして 編集→フィル→連続データの作成を選びます。
列方向に1つずつ10まで増やします。
するとこのようになります。
次に確率関数を入力します。確率関数の式に従ってx=0に対しては
=COMBIN(B$2,A6)*B$3^A6*(1-B$3)^(B$2-A6)
と入力します。
それをB16セルまでコピーして、確率関数の完成です。
次に分布関数を入力します。 x=0に対しては=SUM(B$6:B6)と入力します。
それをC16セルまでコピーします。
次に期待値μ=Σxp(x)を求めます。まずx=0に対して=a6*b6と入力します。
それをD16セルまでコピーします。
それらを合計したものが期待値です。実は期待値はnpとして求めることが出来ます。
次に分散σ^2=Σ(x-μ)^2p(x)を求めます。まずx=0に対して=(a6-d$18)^2*b6と入力します。
それをE16セルまでコピーします。
それらを合計したものが分散です。実は分散はnp(1-p)として求めることが出来ます。
さて、n=10の場合はこのように確率関数、分布関数を計算することが出来ましたが、
nが大きくなると確率関数を計算することが出来なくなります。
よって正規分布N(μ,σ^2)の分布関数で近似します。
B(n,p)の場合、期待値μ=np、分散σ^2=np(1-p)なのでN(np,np(1-p))で近似します。
Excelには正規分布の分布関数を求める関数NORMDISTが用意されています。
まずx=0に対して
=NORMDIST(a6,d$18,sqrt(e$18),true)と入力します。3番目の引数には分散ではなく
その平方根である標準偏差を代入します。
それをF16セルまでコピーします。
さて近似してみましたが、C列とF列を見比べてみると値はかなり異なっています。
nが大きくなければ正規分布に近くないのも理由の一つですが、一番の理由は
二項分布の確率関数と正規分布の密度関数のグラフを重ねて、面積を比較するとき、
二項分布の確率関数は幅が±0.5あったことを無視しているからです。よってその分補正します。
まずx=0に対して
=NORMDIST(a6+0.5,d$18,sqrt(e$18),true)と入力します。つまり幅の分0.5増やしています。
それをG16セルまでコピーします。
如何ですか。小数点以下2桁までは合いました。まだ近似としては不十分ですが、
そもそもn=10ならば直接確率関数を計算した方が話は早いです。
ここまで出来た人は、このSheet1をSheet2へコピーして、n=100の場合について
同じ計算をして見ましょう。これよりnが大きくなると、確率関数が計算出来なくなったり、
出来たとしても確率関数を足すときの誤差が大きくなってしまいます。
小数点以下3桁までは合っているようですね。n=100の場合の計算まで頑張って終わらせください。
発展問題
以上が終わった人は、確率分布を擬似乱数を用いたシミュレーションで調べましょう。
演習1
- 確率分布
1.新しくブックを開いてください。
2.A1セルに[0,1]の一様乱数を作ります。先ほどと同じ手順で関数の挿入を行います。「数学/三角」の「RAND」を選択してOKを押してください。
3.100個の一様乱数を作るため、A1セルをコピーしてA100セルまで貼り付けます。
4.B2セルに>0.5と入力してください。
5.先ほど発生させた100個の一様乱数の中で、0.5よりも大きいものの個数を調べます。B1セルにCOUNTIF関数を挿入します。「統計」の「COUNTIF」を選択してOKを押してください。
6.範囲にA1:A100、検索条件にB2とそれぞれ入力してください。検索条件は4.で入力してもらった>0.5という条件を指定しています。
7.ファンクションキー「F9」を押すと、新しく乱数を発生させることができます。0.5より大きい個数も、F9を押す度に変化します。
8.これらの値がどの区間に入っているかを調べます。まずC1セルからC11セルに0から1までの数を0.1刻みで、次のように入力してください。
9.度数分布を調べます。ツールタブ→分析ツール→ヒストグラムを選択してください。
10.入力範囲にA1セルからA100セルのデータを選択してください。データ区間に先ほど入力したC1セルからC11セルを選択してください。出力先にはE3セルを指定してください。グラフ作成にチェックを入れてください。最終的には次のような形になっていると思います。
11.OKを押してください。適当にグラフを移動し、広げて見やすい形にしてください。
演習2
-
1.演習1のワークシートをそのまま利用します。
2.A1セルに10個の一様乱数の和を作ります。A1セルに=RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()+RAND()と入力してください。
3.先ほどと同じく、A1セルのコピーをA100セルまで貼り付けてください。
4.B2セルには>5と入力してください。するとB1セルに5より大きいものの個数が表示されます。
5.C1セルからC21セルに0から10までの数を0.5刻みで次のように入力してください。
6.演習1と同じ要領でヒストグラムを作ってください。データ区間にはC1セルからC21セルを選択してください。
このようなヒストグラムの図になっているでしょうか。
2007-01-11
ホームページの原稿を書きましょう
作ったページは、学内なら他の人にも見せることが出来ます。
ホームページの原稿は、HTMLという言語で書かれています。
秀丸エディタを使って
<FONT COLOR="red">こんにちは</FONT>こんばんわ
と書いてください。このとき、VBA同様、<FONT COLOR="red">などは仮名漢字変換をOFFにして入力してください。そして「名前を付けて保存」でhello.htmという名前でW:ドライブに保存してください。保存したら、W:ドライブを開いて、hello.htmというファイルをダブルクリックしてください。
注)W:ドライブが無い人は、情報基盤センターのホームページを見てください。このページは学外からは見られないかもしれません。
こんにちは、という文字が赤く表示され、こんばんわ、という文字は黒く表示された筈です。そして<FONT COLOR="red">などは表示されていないでしょう。
< >で挟まれた部分は、実際には表示されず、表示を飾る命令になります。
<FONT COLOR="red">は文字を赤くしなさい、という命令、そして</FONT>は文字に関する命令おわり、という意味です。このように、HTML言語では<命令>と</命令>がペアで使われます。
では、本格的にホームページの原稿を作ってみましょう。基本的なHTMLファイルは
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>
タイトル
</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
本文
</BODY>
</HTML>
です。これをindex.htmというファイル名で保存してから、インターネットエクスプローラーで
http://www.edu.cc.okayama-u.ac.jp/自分のユーザー名/
を見てください。先ほど書いたファイルの内容が表示されたはずです。
先ほど書いたファイルの説明をします。
<HTML> ←ここからHTMLファイルが始まります。
<HEAD> ←ここから前書きが始まります。
<TITLE> ←ここからタイトルが始まります。
タイトル ←ホームページのタイトルです。自由に書き換えてください。
</TITLE> ←ここまでがタイトルです。
</HEAD> ←ここまでが前書きです。
<BODY> ←ここから本文が始まります。
本文 ←ホームページの本文です。自由に書き換えてください。
</BODY> ←ここまでが本文です。
</HTML> ←ここまでがHTMLファイルです。
これだけでは本文が物足りないので、色々飾りましょう。沢山のコマンドがありますが、この講義ではその中の一部だけを紹介します。全部のコマンドは
HTMLタグリファレンスを見てください。
- 改行は<BR>、段落は<P>です。
- 本文全体の色を決めるには、<BODY TEXT=文字の色 BGCOLOR=背景の色>と書きます。例えば<BODY TEXT="white" BGCOLOR="black">のように。
詳しくは <BODY>を見てください。 - 一部分の文字の色を変えるには、上の例のように<FONT COLOR=文字の色>と書きます。大きさを変えるなら<FONT SIZE=大きさ>です。例えば<FONT COLOR="green" size="7">大きな緑の文字</FONT>のように、両方同時に指定することも出来ます。
詳しくは<FONT> を見てください。 - 色の名前は、色の名前を見てください。
- 画像を貼り付けるには、例えば、http://www.okayama-u.ac.jp/jp/img/topss_01.jpgを皆さんのホームページに貼るには
<IMG SRC="http://www.okayama-u.ac.jp/jp/img/topss_01.jpg">と書きます。画像のアドレスは、画像にマウスを合わせて右クリックして「プロパティ」を見ます。デジカメの画像をW:ドライブに保存して使うことも出来ます。
詳しくは <IMG>を見てください。 - 他のページへのリンクを張るには、例えば、岡山大学のホームページhttp://www.okayama-u.ac.jp/にリンクを張るには
<A HREF="http://www.okayama-u.ac.jp/">岡山大学</A>と書きます。
詳しくは<A>を見てください。
2007-01-10
データ解析の実例
- まず、12月6日の方法で未知数が3つの方程式を解くプログラムを作る。
- 12月13日の方法で,繰り返し実行している部分をFor文でまとめる。
- 12月20日の方法でさらにFor文でまとめる。
- 12月20日の方法でまとめてしまうと,For文の繰り返しをひとつ増やすだけで,未知数が4つの連立一次方程式を解くプログラムになります。
未知数の数が4つの連立一次方程式も解ける様になった人は次の課題に挑戦してください。
以下のように日本の20都市に対して、1月の日最低気温の月平均値、緯度、経度、標高のデータがあります。
都市番号 | 都市 | 気温y | 緯度x1 | 経度x2 | 標高x3 |
1 | 稚内 | -8.0 | 45.42 | 141.68 | 2.8 |
2 | 旭川 | -13.6 | 43.77 | 142.37 | 111.9 |
3 | 札幌 | -9.5 | 43.05 | 141.33 | 17.2 |
4 | 青森 | -5.4 | 40.82 | 140.78 | 3.0 |
5 | 盛岡 | -6.7 | 39.70 | 141.17 | 155.2 |
6 | 仙台 | -3.2 | 38.27 | 140.90 | 38.9 |
7 | 金沢 | -0.1 | 36.55 | 136.65 | 26.1 |
8 | 長野 | -5.5 | 36.67 | 138.20 | 418.2 |
9 | 高山 | -7.6 | 36.15 | 137.25 | 560.2 |
10 | 軽井沢 | -10.0 | 36.33 | 138.55 | 999.1 |
11 | 名古屋 | -0.9 | 35.17 | 136.97 | 51.1 |
12 | 飯田 | -4.7 | 35.52 | 137.83 | 481.8 |
13 | 東京 | -0.4 | 35.68 | 139.77 | 5.3 |
14 | 鳥取 | 0.5 | 35.48 | 134.23 | 7.1 |
15 | 京都 | -0.6 | 35.02 | 135.73 | 41.4 |
16 | 広島 | 0.2 | 34.37 | 132.43 | 29.3 |
17 | 福岡 | 1.5 | 33.58 | 130.38 | 2.5 |
18 | 鹿児島 | 2.0 | 31.57 | 130.55 | 4.3 |
19 | 高知 | 0.1 | 33.55 | 133.53 | 1.9 |
20 | 那覇 | 13.5 | 26.23 | 127.68 | 34.9 |
このデータを元に、緯度、経度、標高と気温の関係を数式で表したいと思います。 また神戸の緯度は34.68、経度は135.18、標高は59.30です。神戸の気温を推定しましょう。
気温をy, 緯度をx1、経度をx2、標高をx3とおきます。 緯度、経度、標高と気温の関係は色々考えることが出来ますが、ここでは簡単なものとして
y=β0+β1x1+β2x2+β3x3+誤差
という形を考えます。
β0,β1,β2,β3はどうやって決めましょうか。
本当の気温yと、緯度、経度、標高から推定した気温β0+β1x1+β2x2+β3x3
との差が小さくなるように決めましょう。
データの
1番目の都市の気温をy1、緯度をx11、経度をx12、標高をx13
2番目の都市の気温をy2、緯度をx21、経度をx22、標高をx23
・・・・・
20番目の都市の気温をy20、緯度をx20,1、経度をx20,2、標高をx20,3
と書きます。すると、本当の気温と推定した気温の差は
y1-(β0+β1x11+β2x12+β3x13)
y2-(β0+β1x21+β2x22+β3x23)
・・・・・
y20-(β0+β1x20,1+β2x20,2+β3x20,3)
です。これらはプラスになったりマイナスになったりするので、そのまま足すと打ち消しますから、二乗して足して
∑i=120 {yi-(β0+β1xi1+β2xi2+β3xi3)}2
が最小になるようなβ0,β1,β2,β3を求めることにします。
一見、求めるのは難しそうに見えます。でもこれはβ0,β1,β2,β3に関する二次式で、しかもは二乗して足していますから0以上です。だからグラフは下に凸になっていて、どこかで最小値を取ります。
公式の導出は省略しますが、実は最小にするβ0,β1,β2,β3は次の連立一次方程式を解くことで求めることが出来ます。
まず未知数β0,β1,β2,β3を縦に並べた ベクトル
β0 |
β1 |
β2 |
β3 |
ベクトル
y1 |
y2 |
・ |
・ |
y20 |
最後に行列
1 | x11 | x12 | x13 |
1 | x21 | x22 | x23 |
・ | ・ | ・ | ・ |
・ | ・ | ・ | ・ |
1 | x20,1 | x20,2 | x20,3 |
1が縦に並んでいるのはβ0の係数だからです。この時、最小にするβ0,β1,β2,β3は 連立一次方程式
(Xt・X)Β=(Xt・Y)
を解くことで得られます。Xの右上のtは転置を表します。行列X、ベクトルYの配置は上のデータの表と同じですからコピーすれば入力しやすいです。
この連立一次方程式を解いて、β0,β1,β2,β3を求めてください。今日で講義は最後ですので、正解を示しておきます。
β0=38.3
β1=-1.17
β2=0.02
β3=-0.0098
そして神戸の気温は、38.3-1.17×34.68+0.02×135.18-0.0098×59.3=-0.15です。実際の気温は1.2でした。
2007-01-05
W-ZERO3
無線LANを使っているときには、PHSのメールの自動受信が出来ないので、無線LANはこまめに切る必要があります。
ファイヤーウォールソフトをインストールしたパソコンでActiveSyncを使うには、169.254.2.1をトラストにします。
Pocketの手を使うと、きめ細かい設定が出来ます。
RealVGA化 解像度を4倍に上げることが出来ます。 soliptさんや シップさん、 謎の趣味屋敷の記事を参考にしました。
- まずaximsiteから WindowsMobile5用の解像度変更ツールをダウンロードします。 解凍したファイルをW-ZERO3にコピーします。 コピーした「windows folder files」フォルダ内の全てのファイルをWindowsフォルダにコピーします。 この際「全てのファイルを表示」にしておかなければ、表示されず、コピーし損ねるファイルがあります。 私は最初ここで躓きました。私が試したところ、19個のファイルをコピーすればOKでした。 次にコピーした「SdkCerts.cab」をタップしてインストールします。 注)004と007なら、下のほうに書いているSdkCerts.cabを入れます。 最後にOzVGA.exeを起動して、ozVGA!というボタンをクリックすると再起動されて高解像度になります。
- コントロールパネルの配置がおかしくなるのでMUI公開所から コントロールパネルの配置変更MUIをダウンロードして W-ZERO3にコピー、そしてタップしてインストールします。
- Today画面の文字がはみ出るので、なおさんの VGATodayItemsを ダウンロード、コピーしてインストールします。ですが、字の大きさを調整することで、これがなくても不都合は感じませんでした。
- かな漢字変換の状態が表示されなくなるのでKOTETUさんの Happy Tapping Keyboardをインストールします。 これもコピーして、HappyTappingKeyboard.arm.CABをタップしてインストールします。 リセット直後にかな漢字変換の状態が表示されない場合があるので、そのときは「あ」が表示されるべきところをあたりをつけてタップ、 再度「あ▲」の部分をあたりをつけてタップして「Happy Tapping Keyboard」を選択すると以降は正常に表示されるようになります。
- WS003ならここまでで良いのですが、004,007だとOSのバージョンがあがっているため不整合が生じて、ボリュームのアイコンが表示されなくなります。 その対策としてhttp://www.ppccool.com/index.php?showtopic=4742から ozVGA.x51v_A12EN.CAB SdkCerts.cab を落としてきてインストールすればよいことをW-ZERO3?大きいね。だから・・・何?で知りました。
中国語入力
フォントはLocalizeCABから
下のほうのe-china No5をダウンロードしました。
11MBもあるので、もっと小さいe-chinaV62mb.cabが使えると良かったのですが、何故か素ではインストールできませんでした。
多分何かの設定が必要なのでしょうけれど、まだ勉強不足なので。
変換はxdaO2から
Chinese FEP for WM5をダウンロードしました。
どちらもパソコンでZIPを展開して出てきたCABファイルをZERO3にコピーして、タップしてインストールしました。
他に、日本・中国語化とか
\Windows\wince.nls がROMファイルじゃなかったら再読み込みさせるプログラム
とか役に立ちそうです。
ファイル管理はかわ。さんの GSFinder+for HTC Universal、 メディア再生はTCPMPを shino-blogからダウンロードします。 TCPMPは初期設定だとDirectDrawエラーが発生するので、オプション-ビデオ-ビデオドライバーから「インテルXScale」をチェックし、オプション-各種設定-詳細設定-Intel XScale-「Use hardware vertical zooming」もチェックします。 さらに[オプション]→[各種設定]→[詳細設定]→[拡張設定]→[少バッファでビデオ再生をスムースに]にチェックを入れると動画の種類によっては良いらしいです。 クロックアップも出来ます。takさん。
2007-01-01
あけましておめでとうございます
六本木ヒルズ展望台へ行ってみました。しかし、窓際に喫茶店が2つもあって、実際に展望出来るのは180°もありません。喫茶店に入れば見られるのですが、お腹いっぱいですし、何よりチケット売り場にはそのことを書かずに、昇ってみたら実際には120°くらいしか見られない、もっと見たければ追加でお金を払え、っていうやり方は、騙されたみたいで嫌ですね。
個人的には「120°展望台¥1,500円、360°特別展望台¥2,500円」みたいに正直に書いてくれた方が好感が持てます。上海の東方明珠電視塔は露骨に4段階くらい、高さ別に料金が設定されています。
エレベーターも、耳が痛くならないような工夫も無かったです。台北101はここよりもっと高いのに、耳が痛くならない工夫がしてありますし、何より360°見ることが出来ます。台北101と比べて良かったのは、あまり高くないから地面が良く見えることくらいでしょうか。台北101は高すぎて、他の建物が小さくしか見えません。GoogleEarthを見ているような感じになります。
気を取り直して東京湾クルージングへ。
お台場。中央はフジテレビです。