数値的に解く方法は、講義の最後にヒントとして伝えたように数理統計学のページに書いていますが、βi=の形に解くことも可能です。
講義の最初に配布した「前回のレポートの模範解答」同様に計算して、偏微分して0になる部分は
∑α(Yα-(β1Xα1+β1Xα2+β3Xα3+β4Xα4))2
=∑男(Yα-(β1Xα+β3))2
+
∑女(Yα-(β1Xα+β4))2 …(1)
になります。これをβ3で偏微分して0とおいて2×(男の人数)で割ると
(男のYの平均)=β1×(男のXの平均)+β3
同様にβ4で偏微分して0とおいて2×(女の人数)で割ると
(女のYの平均)=β1×(女のXの平均)+β4
となりますので
β3=(男のYの平均)-β1×(男のXの平均)
β4=(女のYの平均)-β1×(女のXの平均)
となります。
(1)式右辺をβ1で偏微分して=0とおいた式にこのβ3, β4の式を代入すればβ1に関して解くことが出来て、それをβ3, β4の式に代入すれば解けます。
このようにレポート問題は数値的最適化を使わなくても解くことが出来ますが、ロジスティック回帰は数値的最適化が必要ですので、数理統計学のページを見ておいてください。
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