2011-12-24

台湾のプリペイドSIM

日本の携帯電話会社のローミングより台湾現地のプリペイドSIMを買った方が安いので、空港についてすぐプリペイドSIMを買いました。
台湾の携帯電話会社は 中華電信 台灣大哥大 遠傳 の3つがあります。台北市内の松山空港には中華電信のカウンターが、少し遠い国際空港の桃園空港には3社それぞれのカウンターがあります。
私は中華電信のSIMを買いました。SIMにはデータ通信専用のものと、通話もできるものがあります。

1.データ通信専用SIM
3日で250元、7日で450元です。使える期間は、申し込んだ日+翌日から3日とか7日、と数えますので、午前の便で来る人にとってはお得です。
空港の電話会社のカウンターで身分証明書を二つ示せば買うことが出来ます。パスポートは当然持っていますので、もう一つ、運転免許証などを求められます。
中華電信の場合、APNとしてinternetを設定します。SIMを入れて最初に使う時にパスワードが必要です。申し込み時に教えてもらうパスワードを、スマートフォンなら本体から、WiFiルータはWeb設定画面から入力すると、すぐ使えるようになります。

2.通話兼用SIM
300元、500元、1000元のプリペイドSIMを買います。それぞれ50元、100元、330元の無料通話がついています。プリペイド額は半年後まで、無料通話分は3ヶ月後まで使えます。
この先に払ったお金を
・通話
・パケット従量通信 (1パケット0.005元)
・期間定額通信
に使うことが出来ます。
実際のところ、パケット従量通信をスマートフォンで使うとあっという間にプリペイド額を使い切ってしまうので、期間定額を申し込む必要があります。
期間定額の料金はデータ通信SIMと同じで3日で250元、7日で450元ですので、例えば500元のカードを買って7日定額を申し込むとそれに450元使いますので、残りは50元+無料通話100元になります。
期間定額は後から539をダイヤルして申し込むことも出来ますが、プリペイドSIMを買う時に同時に申し込むことも出来、その方が簡単でしょう。
但し申し込んでもすぐは使うことは出来ず、15分ほど経ってスマートフォンに「使えるようになった」というショートメッセージが来て、一度再起動してから使えるようになります。
APNなどの情報は機種によってはSIMから読み取って自動設定してくれます。手動で行う場合、APNはemomeかinternetのどちらでも使えるように書かれています。
私が試した限りではemomeはパケットが落ちてこなくなることがあったのでinternetの方が良いでしょう。
emomeは中華電信の専用サイトで音楽や書籍を買うことが出来るようですが、プリペイドの金額を支払いに使うことは出来ませんでした。

少しだけ注意することとしては、通話兼用SIMで期間定額にすると、例えば7日にすると、使えるのは7日後の同じ時間までです。データ通信専用SIMだと7日後の23時59分まで使えます。
プリペイド額を使い終わった時にはコンビニでチャージ用の番号を買うことが出来ますが、この時には無料通話分がつきません。ですから、家族との連絡用のように番号が変わってもすぐそのことを相手に伝えられるなら、新規にSIMを買った方がお得です。

直接関係ないですが、Galaxy TabのSIMロック解除を見つけました。
Galaxy TabのSIMロック解除は本当にできるのか?なべのなつやすみ
大事な点を引用しておきます。

  1. 電源を落とす (電源ボタン長押し→ダイアログ応答)
  2. 中華電信のSIMに交換、電源投入
  3. 電話機能で、*7465625*638*# を入力
  4. MCC/MNCとして中華電信の「46692」を入力 (他のキャリアは taiwan mcc mnc あたりでググりましょう)
  5. ControlKeyに「97286414」を入力
  6. 「Unlock successfull」というメッセージが出たら成功!→再起動
  7. 起動してきて、中華電信の表示が出たらOK

2011-12-23

DxO Optics Pro 7の使いこないし

変更点
DxO社は、Ver6と比べて数倍速くなったと言っていますが、これはOpenCLを使える環境に限った話で、普通のパソコンで使っている限りではVer6とほとんど変わりません。 Core2Duoで1分間に2枚、Corei7で1分間に10枚くらい現像できます。 Ver6との大きな変化は、プロジェクトに登録しなくても、OSファイルシステムのフォルダ単位で処理できるようになったことくらいです。 それでもNEX-C3など新しいカメラへの対応のためのバージョンアップしました。

環境設定
OpenCLは使える環境かつOpenCLを使ったほうが速い場合にのみ、OpenCLを使うかどうかのチェックボックスが有効になるそうで、ネットでもこれまで有効になった話を聞いたことがありません。
同時処理数は2枚を推奨されていますが、Core2Duoなら1枚でも100%使い切るので2枚にすると単に競合が起こるだけですから1枚が良いです。
4コア8スレッドのCorei7でも2枚で100%近く使いますので、推奨の2枚にしています。

現像設定: 有効にしているのは
露光
ヴィネット
ホワイトバランス
カラーレンダリング
ディストーション
ノイズ
色収差
です。

露光:自動設定でもある程度適切に調整してくれますが、各々の写真の中で一番大事な部分、一番綺麗に写したかった部分は明るい部分なのか、暗い部分なのか、ということはソフトには判断できませんので手動で調整する必要があります。
ここで「中央部に配慮した平均」を選ぶと、特にコントラストの低い写真で、Ver6より明るく調整されることが多きなりました。好みの問題もありますが、黒の締りが足りず、私の好みより明るすぎ、一コマずつ補正するのも面倒ですから「自動-ハイライトの優先度-低く」に一括設定したほうが良いかも知れません。

ヴィネット:レンズ情報に基づいて周辺減光を補正してくれますので特に調整する必要はありません。

ホワイトバランス:最近ではオートホワイトバランスがかなり賢くなりましたが、カメラに依って、あるいは被写体の色の偏りに依っては手動で調整する必要があります。屋外なら太陽光にしておけば良いと思います。

カラーレンダリング:DxOオリジナルの設定だと赤が強くなる傾向が、Ver6の頃から変わっていません。
ニュートラルな色調v2でも同じ傾向があります。
私はニュートラルが好きなので「Nikon D3, D3S, D300, D300S, D700ニュートラル」にしています。

ディストーション:レンズ情報に基づいて歪曲収差を補正してくれますので、特に調整する必要はありません。

ノイズ:DxO Ver7独特の特性というより、最近の私の好みで、輝度ノイズリダクションを0にして、色ノイズだけAUTOにしています。理由は、
・DxO Ver7をインストールするとFilmPackも1か月試用できるようになっていたので、粒状感を試してみたのですが、実際に細部の情報が加わったわけではないのにシャープに見えました。
 ならばノイズリダクションをかけて細部がぼけてから粒状感を加えるより、粒状感と似た効果のあるノイズを残したほうが元の情報が残ります。
・最近の1000万画素を超えたデジカメなら、ディスプレイで見る時も印刷するときも必ず縮小処理が入るので、ノイズはその時に平均化されて目立たなくなります。
 拡大表示するときは臨時に細部を見たいときなので、ノイズが多くてもディテールが残っているほうが良いです。
・JPEGで圧縮するには、ノイズが残っていると圧縮率が下がりファイルサイズが大きくなりますが、どうせRAWファイルも残すので少々JPEGファイルが大きくなっても大差ありません。
 ネットに乗せるときは縮小するのでノイズは平均化されます。
・ノイズはサンプリングで各色256諧調になる前の元信号のまわりに確率的に分布しますから、少しはディザリング効果が期待できます。
・マッハバンドが見えなくなる効果があります。
但し、輝度ノイズはAUTOにすればカメラの性能、感度に応じてノイズリダクションの強さをDxOが自動設定してくれるのに対し、色ノイズはAUTOにしても真ん中の50のままです。センサーの大きな一眼レフならそのままで大丈夫ですが、コンパクトデジカメで高感度を使う時は手動で強くする必要があります。

色収差:レンズ情報に基づいて倍率色収差を補正してくれますので、特に調整する必要はありません。但し若干残りますので、劣化が無いようにTIFFで出力してCaptureNX2で画像解析による補正をかけて仕上げた方がより綺麗です。

User Guide

2011-12-22

ExcelとAccessの連携

Excel VBAからAccessのデータベースを参照する方法を説明しました。

2011-12-21

HTC EVO 3Dでb-mobileを使う

台湾から来た友人が、WCDMA版HTC EVO 3Dをローミングで使っていました。WiMAXが使える機種にEVOと名付けるのだと思っていたのですが、WCDMAが使えてWiMAXは使えないEVOというのがあるのは意外でした。
ローミングは高いし、SIMロックがないならドコモでもb-mobileでも使えるだろうということで、私の手持ちのSIMを入れてみました。
(単に私が弄ってみたかっただけですが)

使えるはず、と思ってb-mobile Doccica hoursのSIMを入れてAPNの設定をしても使えません。繋がらないどころかSIMを認識しません。U300でも駄目、Hybrid W-Zero3のドコモ回線を使うSIMを入れても駄目。
ところがGalaxy Tabのドコモ自身のSIMなら使えます。b-mobileはドコモのMVNO(Mobile Virtual Network Operator)で、ドコモのSIMロックがかかった機種でも使えるのですが何故かこの機種では使えません。
検索してみたらこの機種だけの問題ではなくて、HTCのDesireなどでも使えないそうです。

Desireならば、使えないという表示が出て、アンテナレベルがx表示になるだけで、モバイルネットワークにチェックを付ければ実際には通信できます。 ところがEVO 3Dだとモバイルネットワークにチェックを付けることも出来ません。
もうこのあたりで完全に私の趣味で弄り回していたのですが
1.まずドコモ純正のSIMを入れて、モバイルネットワークにチェックを付ける。
2.チェックを付けたままで電源を切ってb-mobileのSIMを入れる。
この手順で、アンテナ表示はxのままですが、通信できるようになりました。b-mobileのSIMを入れている時にモバイルネットワークのチェックを一旦外すと、もう一度つけることは出来ません。チェックを付けるにはもう一度ドコモ純正のSIMを入れる必要があります。但しフライトモードをONにすればモバイルネットワークのチェックを外さなくても3G通信を止めることが出来ますから、3G通信を止めるにはモバイルネットワークのチェックを外す代わりにフライトモードにしたほうが良いです。フライトモードでもWiFiを有効に出来ますし、フライトモードなら「接続がない」というメッセージも表示されません。
私は、GalaxyTabを0円で買う条件としてdocomoの契約を2年間続けなければなりませんので、最低金額で寝かせているSIMがあるので上記の方法が使えましたが、b-mobileだけしか持っていないと困ると思います。
追記:データ通信のみの MVNO 回線での Android セルスタンバイ問題
音声通話が出来るSIMを入れておかないと上記b-mobileと同じ症状が出るそうです。

b-mobileの設定は設定一覧にあります。電話番号としては*99#を設定します。認証タイプは可能ならばCHAPにします。
その他参考にしたのは
WILLCOM 「HYBRID W-ZERO3」 その3 b-mobile使えた~(*゚▽゚)ノ
駒沢周辺在住 HTC Wildfire衝動買い
> ”ちょっと不安が残る”というのは、症状の 発生条件がよくつかめないんですが、 Wildfire上でモバイルネットワーク (3Gデータ通信)を手動でOFFにすると、 何でだか2度とb-mobileにつながんなく なっちゃう (というか、モバイルネットワークが ONに出来なくなっちゃう)という 症状が発生するからなんです。
> あと、なんだかちょっとクサいと思ったのは地域設定に日本を含む多くの国を追加するためのアプリ、More locale2。
駒沢周辺在住 HTC WildfireでのSIM2枚挿し成功
のコメント欄です。他には
HTC Desire(SIMロックフリー) で Bモバイル を使う
Desire HDファーストインプレッション
[Android, HTC Desire] b mobileを使い始めました
> Desireでは、電波をつかんでいるように見えないので、マーケットから real signalというアプリをダウンロードして信号を見えるようにしています。写真の左上のがそうです。

また、b-mobile Doccica hoursのSIMではテザリングも使えません。Windows7では、ルーターまで繋がっているか、その先インターネットまで繋がっているか表示されますので確認してみたところ、ちゃんと繋がっているように見えるのですが、実際にWebブラウザを立ち上げてみると見られません。IPアドレスを指定しても駄目でした。HW-01Cに入れた時も使えませんでした。b-mobile WiFiに入れた時は使えます。何が違うのか分かりません。

直接は関係ないですが
新たなデータ通信専用定額プランを提供開始-キャンペーン適用で月額1,380円で3G通信(受信時最大128kbps)がご利用可能-寝かせているSIMを活用できそうです。

関係ないですが、
Google Chrome 安定版 16.0.912.63
http://dl.google.com/chrome/install/912.63/chrome_installer.exe

2011-12-01

Microsoft Access2007の使い方

リレーショナルデータベースの考え方と、Access2007の使い方を説明しました。