2007-03-31

Vista消しました

悪くはないのですし、必要な機能のために遅くなっているのは仕方ないと思うのですが、やはり遅いので消しました。
Vistaの長所と、それをXPで代用する方法を整理しておきます。
セキュリティがしっかりしている。
プロセス毎に必要最小限の権限のアカウントで動かすようになっています。何でもAdministrator権限で動かしていたXPよりは安全ですが、XPでも普段は制限ユーザーで作業して、何か設定するときだけAdministrator権限になるような習慣にしておけば大丈夫でしょう。
XPは液晶ディスプレイの解像度として133dpi、15型で1600x1200までしか対応していないが、Vistaにはその制限がない。
今のところ、XPでも対応しているディスプレイしか売られていない。今後、Vistaでなければ使いづらい、より高解像度の液晶ディスプレイが普及したらVistaが必要になるでしょう。
その他、Internet Explorer7とかWindows DefenderとかMedia Player11とかはXP用もあるし、Media Centerは使わない(というか私の契約ではVista Businessだけなので使えない)し、SuperFetch、ReadyBoostとかで速くなると言ってもVista全体のメモリ消費が大きくて遅いし。

Vistaだけを消すとMicrosoftが可哀想だから、Googleデスクトップ検索も削除しました(^^)

2007-03-17

Vistaの不具合

  1. Microsoft Updateを行うには管理者権限が必要ですが、その管理者権限を持ったユーザー名が漢字だとUpdate出来ません。一番簡単な対処法は、インストール時にユーザー名を入力する際、漢字を使わないことです。もしも漢字を使ったユーザー名にしてしまった時は、最初にUpdateする時に新たに漢字を使わない管理者ユーザーアカウントを作って、そのアカウントでUpdateすれば良いです。
    二回目以降のUpdateは漢字のユーザー名でも大丈夫です。たぶん最初のUpdateでその部分が修正されるのでしょう。
  2. プログラムのアンインストールの中のWindowsの機能の有効化または無効化を見ると、色々要らないものがあるので消したくなります。しかし、迂闊に削除するとシステムファイルのアクセス権を書き換えられて他のソフトのインストールの妨げになります。私が試したところ「Windows FAXとスキャン」を削除しても駄目、RDC、DFSの両方を消したときも駄目でした。全部試すのも面倒だしメモリやCPUに負担をかけるわけでもなさそうなのでここは何もしないほうがよさそうです。ミーティングスペースは消しても問題ありませんでした。
  3. 視覚効果の設定は、設定したユーザーに対してのみ有効です。ところが詳細設定をするときに、管理者以外のユーザーだと、設定するために一時的に別の管理者アカウントを利用することになりますので、結局自分のアカウントの視覚効果は変更されないことになります。仕方がないので視覚効果を設定するときは一旦管理者権限を与えておく必要があります。

2007-03-12

Vista対応セキュリティソフト

ウィルス対策ソフト
CA eTrust1年間試用版
http://home3.ca.com/SubscriptCenter/MSTrialRegistration.aspx
AVG AntiVirus
http://free.grisoft.com/doc/avg-anti-virus-free/lng/us/tpl/v5
どちらも64bit版では(今のところ)動きません。AVGは個人使用に限られます。

Spyware対策
常駐監視はWindows Defenderがやってくれますので、非常駐のものとして
spybot
http://www.spybot.info/en/index.html
Spyware Blasterは3.51はまだData Execution Preventionが有効だと使えません。64bitVistaだと使えます。
http://www.javacoolsoftware.com/spywareblaster.html
Adaware
http://www.lavasoftusa.com/
も使えました。

SUPERAntiSpywareがVista対応済みですが、
www.superantispyware.com/
但し常駐しますし無料で使えるのは個人用途だけですからあまり魅力無いです。

Firawall
http://www.zonealarm.com/
は32bit版Vistaでも使えませんでした。標準装備のを使うしかないですね。

IE-SPYADはIE7にも対応していますのでOKです。
www.spywarewarrior.com/uiuc/resource.htm
www.geocities.jp/iespyad_jpn_manual/quick_guide/txt.html

HOST File
怪しいサイトへ繋がらなくしてくれます。 MVPS (項目数 四千 超)
http://www.mvps.org/winhelp2002/hosts.htm
このリストはyahoo.comとかWindowsLiveMessengerのダウンロードサイト(clk.atdmt.com)も禁止するので使い辛かったのですが、すぐ修正されました。

hpguru's (項目数 三万 超)
http://www.hosts-file.net/downloads.html

2007-03-11

VISTAの設定

見た目より性能重視で設定します。この設定で何か問題がありましたら教えてください。
  • 画面の解像度は液晶ディスプレイのサイズとドット数によって決めます。
    液晶のサイズ解像度精細度ドットピッチ
    6.4型1,024×768ドット(XGA)202ppi0.126mm
    10.4型1,024×768ドット(XGA)124ppi0.206mm
    11.3型1,024×768ドット(XGA)113ppi0.225mm
    12.1型1,024×768ドット(XGA)105ppi0.242mm
    13.3型1,024×768ドット(XGA)96ppi0.265mm
    14.1型1,024×768ドット(XGA)92ppi0.276mm
    15型1,024×768ドット(XGA)85.5ppi0.297mm
    16型1,280×1,024ドット(SXGA)102.4ppi0.248mm
    17型1,280×1,024ドット(SXGA)96.2ppi0.264mm
    18.1型1,280×1,024ドット(SXGA)90.5ppi0.280mm
    19型1,280×1,024ドット(SXGA)86.3ppi0.294mm
    14.1型1,400×1,024ドット(SXGA+)124ppi0.205mm
    15型1,400×1,024ドット(SXGA+)117ppi0.218mm
    20型1,600×900ドット91.8ppi0.277mm
    15型1,600×1,200ドット(UXGA)133ppi0.191mm
    16.1型1,600×1,200ドット(UXGA)124ppi0.205mm
    20.1型1,600×1,200ドット(UXGA)99.6ppi0.255mm
    21.3型1,600×1,200ドット(UXGA)94ppi0.270mm
    15.4型1,680×1,050ドット(WSXGA+)128.6ppi0.197mm
    22.2型1920×1200ドット(WUXGA)102ppi0.249mm
    23型1920×1200ドット(WUXGA)98.4ppi0.253mm
    24型1920×1200ドット(WUXGA)94.3ppi0.269mm
    26型1920×1200ドット(WUXGA)87.1ppi0.292mm
    27型1920×1200ドット(WUXGA)83.9ppi0.303mm
    15型2,048×1,536ドット(QXGA)170ppi0.149mm
    20.8型2,048×1,536ドット(QXGA)122.7ppi0.207mm
    30型2560×1600ドット(QXGA-W)100.6ppi0.252mm
    PC WATCHの記事を参考にしました。もう一つの記事も参考になります。
  • システムのプロパティでリモートアシスタンスをoff
  • パフォーマンスの
    • 視覚効果はパフォーマンスを優先する、にしますが、これだとAeroが使えるパソコンでもAeroが無効になってしまい、かえって遅くなります。だから、Aeroが使えるパソコンの場合はこの設定の後で画面のデザインのところからAeroを選択します。
    • 仮想メモリはメモリのガーベージコレクションに必要ですが、サイズを動的に変えられると今度はディスク上で断片化するので、実メモリの1.5倍に固定します。つまり最小も最大も同じ値にします。
    • データ実行防止をON
  • サービス:管理ツールの「サービス」から止めると、手動とかも選べます。msconfigを使って止めると問答無用に「無効」になります。
    • Distributed Link Tracking Client
      WindowsServerドメインに接続していて、NTFSファイルシステムを使用しているなら自動。その他なら不要。
    • DNS Client
      DNSをキャッシュする。HOSTファイルを増やすときには止めないととても遅くなるので無効に。
    • Infrared monitor service
      赤外線通信は使わないから
    • IP Helper
      IPv6は使わないから
    • Ready Boost
      USBメモリなどをスワップファイルのリードキャッシュとして使う時だけ必要。
    • Remote Access Connection Manager
    • Telephony
      この二つはPPPoEやダイヤルアップなど、直接認証する場合には必要。ルーターがそんなことをやってくれるなら不要。
    • Remote Registry
      他のPCからレジストリを変更できるようにするもの。不要。
    • TabletInputService
      Tablet PCのペンやインク機能。面白いけどメモリの無駄
    • TCP/IP NetBIOS Helper
      インターネット接続でLMHOSTSの参照を有効にしているなら自動、NetBiosを使ってないなら要らない。
    • Themes
      これを止めると画面が古臭いWindowsっぽくなるので、Aeroを使っているときには止めない。
    • Windows Error Reporting Service
      エラー報告
参考にしたのは、WindowsXP用ですが ゲッテーズ憩いの里OSARU Houseです。

2007-03-10

Windows Vista導入

「XPと比べて見た目が変わっただけで、重い」などと悪口を言われたりもしていますが、ユーザー権限の制御はXPより確実に良くなっています。
XPの場合、管理者権限でなければソフトによっては動かないこともあり、かといって管理者権限で使っているとスパイウェアにシステムを書き換えられたりします。
Vistaならシステムに影響を与えるような変更をする場合には確認されます。

また、OS標準のプロセスもそれぞれ適切な権限で動作し、権限の低いプロセスから高いプロセスへの通信がブロックされる、特にセキュリティホールになりやすいInternet Explorerはわざわざ低い権限で動くようになっています。
流石にメジャーバージョンアップに相応しい変更と言えます。 ちなみにWindows2000はNT5.0、WindowsXPは5.1、XPx64は5.2で、Vistaは6.0です。

契約しているMSDN Academic AllianceではVista Business Editionが使えますので、これから少しずつ使い方を調べていきたいと思います。

Reviewサイト
Vistaインストール後にやるべき作業 画面の設定はWindows Vista スタンダードが良いみたいです。