2014-02-26

海外でスマホを使う

マニアックにやるなら現地でプリペイドSIMを買ってSIMフリー機に入れますが、SIMの入手、通信方式や周波数帯の確認などハードルが高いのでおいときます。
携帯電話会社の国際ローミングを使えば、分からないこと、困ったことは携帯電話会社が解決してくれますが、料金が高いのでこれもおいておきます。
知りたい人は携帯電話会社に聞いてください。高い料金の中にはサポート代も入っているのですから。

携帯電話会社の国際ローミングにはバルセロナでiPhone盗難にあう→悪用され99万を支払わねばならなくなった件のような心配もあるので、出来れば使いたくありません。
携帯電話会社よりは安く、現地でSIMを買うよりは手軽な方法として、モバイルWiFiルーターのレンタルがあります。
海外で使える海外Wi-Fiルーターレンタル徹底比較!
現地の業者から借りることも出来ますが、貴重な滞在時間をルーター探しに使うより(ルーター探しが目的の人も居ますが)、日本で出発前に借りた方が良いでしょう。
ただ、ルーターのレンタル代は1日単位でかかりますから、例えば旅行日程の1日目の夜に出発して、2日目に現地に着く場合、日本でルーターを借りると1日目のレンタル代が無駄になります。
現地での時間節約とのトレードオフですね。

注意点

  1. スマートフォン自身は、モバイルデータ通信をOFFにしてから機内モードをONにしておきます。
    機内モードをONにしたままでもWiFiをONに出来ると思いますが、出来ない機種は飛行機を降りてから機内モードをOFFにします。
    モバイルデータ通信をONにしていると、モバイルWiFiルーターを使わないときに、スマホ自身の国際ローミングで通信して凄く高くなりますからOFFのままにしてください。
  2. 機内モードをONにしていると通話は出来ません。LineやSkypeなどのパケット通信による通話を使ってください。
    FUSION IP-Phone SMARTなどのIP電話なら、日本国内に居る時と同じ料金で利用できます。
  3. 通信量は会社によって若干違いますが大体1日100MB~200MBくらいに制限されます。
    普通にメールやSNSを読み書きする程度なら全然大丈夫なのですが、アプリのアップデートなどを、それも1台のルーターを数人で共有していると制限に引っかかります。
    スマートフォンから見ると、WiFiの接続先が、使い放題のホットスポットなのか、容量制限があるモバイルWiFiルーターなのか区別できません。
    モバイルWiFiルーターを使うときはアプリの自動更新を切っておきましょう。

データ通信ではないですが、バルセロナでiPhone盗難にあう→悪用され99万を支払わねばならなくなった件
私の研究室の学生も数年前同様の被害に遭いました。
恐らく、かけられた相手に通話料の一部が入るダイヤルQ2にかけられたのでしょう。
対策としては

  • ドコモならWORLD WINGなどの海外での通信サービス契約をあらかじめ外しておけば、電話だけ盗んでも勝手に使われて高額請求されることは無い筈です。
    その代り自分が電話しようとしても出来ませんが、モバイルWiFiルーターでメールやSNSが使えれば大丈夫でしょう。
    追記:契約直後はWORLD WINGの上限額が5万円に設定されていましたので、悪用されても99万円も請求されることはなく5万円まででしょう。でも5万円でも請求されない方が良いのでWORLD WINGを外しておきましょう。
  • auはGLOBAL PASSPORTの契約を外せますか?とauショップで尋ねたのですが、外せないと言われました。
    海外へ行くときにはSIMを外して家に置いていく方が無難でしょう。
  • ソフトバンクは契約したことがないのでわかりませんが、海外でつかう(世界対応ケータイ)に「ご利用いただくには、お申し込みが必要です。」と書かれているので、出国前にソフトバンクに連絡して申し込んでいないことを確認しておけば大丈夫だと思います。

KIX-ITMカード免税店で見せれば5%割引など、特典の多い無料のポイントカードです。

関係ないですが
SugarSyncから意味の分からないメールが来たよ
結局 SugarSync のアカウントがロックされた件
> 使ってないと確証が取れたから消すんじゃなくて、罰ゲーム感覚で消されるんだったらたまらないんですが・ω・

au電話番号にSMS(Cメール)を送信してau IDの新規登録・パスワード再設定ができます。

2014-02-25

Capture NX-DとSilkypixの違い

NikonからCapture NX-Dのベータ版が公開されました。
Capture NX-D正式版が公開されたら、Capture NX2のバージョンアップは修了するそうです。
Capture NX2はNik Software社の技術を用いていて、この会社がgoogleに買収されたからでしょうか。

Capture NX-Dのベータ版をインストールしてみましたが、画面が何となくSilkypixっぽいです。
ファイルを調べた人の話では、Ichikawa Soft LaboratoryとかSILKYPIXという文字列が入っているそうです。
Silkypixはバージョン4の頃に使っていてハイライト処理が気に入らなかったのでその後はバージョンアップしていません。
Capture NX-Dの画像がSilkypixのようになっては嫌ですが、ニコン純正ソフトですからカメラ撮って出しJPEGと同じ画像になってくれるかも知れないと思い、比較してみました。

以前比較した記事に載せた、CaptureNX2で現像した写真です。

同じ記事でSilkypix4で現像した写真です。
青い点光源のボケが、輪郭が妙にくっきりして、まるで青いスタンプを押したようになっています。

同じRAWファイルを今回Capture NX-Dで現像して、同じ場所をトリミングしました。
但しトリミングした座標を記録してなかったので、トリミングした場所が若干ずれていますが、元のRAWファイルは同じです。

点光源のボケは、以前の記事の、Silkypixの写真よりCapture NX2の写真に近いです。
Silkypixの最近のバージョンでは、私が以前好きになれなかった点光源のボケの処理が改善したのか、
あるいはCapture NX-DではNikonのデジタルカメラやCapture NX2に似た画像になるようにSilkypixのパラメータが調整されていて、点光源のボケもCapture NX2に似たのでしょう。
この点光源のボケ具合なら大丈夫だと思います。他の色もCapture NX2に近いです。

普段使っているDxO Optics Proで現像した写真です。

どの写真も、ホワイトバランスは撮影時のままに設定して現像したのですが、ソフトによって色が若干異なります。
DxOは青い点光源が少し紫っぽくなっています。元の色がどっちだったか覚えていませんが。

関係ないですが
空の輝き

2014-02-07

2014-02-06

Webクエリ

今日の主な内容は、前回の課題の完成です。
出来た人向けに発展的な内容を書いておきます。

フォームへの入力

フォームの中にマクロを使って文字を書くこともできます。

このようなフォームを作ってください。
この時、テキストボックスは左から順にTextBox1, TextBox2, TextBox3にしてください。
そして、+のボタンが押されたら

TextBox3.Text = Val(TextBox1.Text) + Val(TextBox2.Text)

が実行されるようにしてください。
また、終了のボタンが押されたら

Unload Me

が実行されるようにしてください。
実行して、左側と真ん中のテキストボックスに適当な数字を書いて+のボタンを押すと右側のテキストボックスに答えが表示されます。

練習:
+のボタンの下に-、×、÷のボタンを作って、それぞれのボタンを押したら引き算、掛け算、割り算が計算できるようにしてください。

相互変換

為替が大きく動いています。
今の為替で、外貨預金するとどのようになるか計算してみましょう。
次のフォームを作ってください。

テキストボックスの順番は上が1、下が左から2,3にしてください。
そして円→ドルのボタンを押したら

TextBox3.Text = TextBox2.Text / TextBox1.Text

が実行され、終了のボタンが押されたら終わるようにしてください。
実行したら、現在の為替1ドル=の欄に90、下の段の円のところに10000と書いて、円→ドルのボタンを押すと、1万円をドルに両替すると幾らになるか表示されます。

練習:
ドル→円のボタンを押したら、ドルを円に両替すると幾らになるか表示するようにしてください。
そして今度は、下の段の円とドルの両方の欄に金額を書いて円、ドル→為替のボタンを押したら、現在の為替1ドル=の欄に為替が表示されるようにしてください。

為替の自動取得

現在の為替レートを自分で入力するのではなく、インターネットから取得しましょう。
例えば
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=USDJPY=X
から見ることが出来ます。

それをExcelに見に行かせて取得したいので、Webクエリを使います。
データタブのWebクエリをクリックしてください。

アドレスの欄に http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=USDJPY=X を書いて、左上のチェックをクリックします。

(去年の画像を使いまわしているので1ドル約90円です。今は105円から101円になって大騒ぎしています)
するとそのページがエクセルに貼り付けられます。
どのセルから貼り付けるか尋ねられるので、A1を指定します。

このように貼り付けられて、為替を取得できました。

以上の操作を、VBAを最初に紹介した時の方法で自動化します。
開発タブの「マクロの記録」をクリックします。

名前は何でもいいのでこのままOKをクリックします。

ここで先ほどの操作を行って、記録終了をクリックします。

これで、Webから為替のページを取得するマクロが記録されたので、"アメリカ ドル / 日本 円"の右隣のセルの数字を為替として使います。