2011-07-29

検定

前回行った検定の問題の解答を説明して、まとめのテストをします。

2011-07-28

2011-07-15

検定の考え方

二つの母集団の平均の差の区間推定を説明し、後半は仮説検定の考え方を説明しました。
小テスト


家の近くに作られたツバメの巣。産毛ですし目も開いていないようですから、孵化して間もないようです。自転車のブレーキの音がしただけで、鳴き声を出しながら口を大きく開いていました。親の羽音と自転車のブレーキの違いくらい覚えましょうね。


大通りに面して作られたツバメの巣。去年も見かけました。人通りが多いのでスズメやカラスが来難いのでしょう。もう産毛が抜けて羽毛が生えています。
二日後の17日には1羽を残して巣立っていました。でも台風が来た19日には巣に戻っていました。強い風が吹くので戻ったのでしょうね。

2011-07-14

2011-07-09

ツバメのヒナ

ツバメについて色々調べたのでメモします。
巣をよく見かける理由
スズメやカラスだと鳥自身は見かけますが巣はあまり見かけません。鳥の巣、鳴いているヒナを見かけると大抵ツバメです。その理由は、ツバメは人間の近くに巣を作るからです。
ツバメの体は飛ぶことに特化しているので、他の動物との競争にとても弱いです。 ヘビ、カラスに襲われるのはまだ分かりますが、スズメと喧嘩しても負けます。くちばしの形が、地面から餌を拾うスズメはくちばしでつつくことが出来るのに、空中の餌をキャッチするツバメには出来ないからです。スズメに巣を乗っ取られてヒナを皆殺しにされることがあります。
人間の近くにいると、人間に襲われる危険は高まりますが(フンが汚いからと巣を壊す人がいるそうです)、それよりも人間がいるのでスズメやカラスが近寄らないというメリットの方が大きいので、人の家の近くに巣を作るのです。
巣の下にフンが落ちている理由
巣の底にゴミ捨て穴が開いているわけでもないので、不思議に思っていました。巣の中にフン残ると不衛生ですので、産まれたばかりのヒナのフンは親鳥が外に捨て、ヒナが自分の足で体を動かせるようになるとお尻を巣の外に突き出してフンをします。だから、ツバメの巣の真下にいては危険です。少し離れたところから見ましょう。それにあまり近づきすぎるとツバメ自身が警戒します。私も一度大きなデジカメのレンズを巣に向けたら、親鳥が背後から威嚇?警戒するような声を出したので、それ以来あまり近づかないようにしていますが、少し離れたところから見ていると、カラスやスズメが近寄ってこないという意味でツバメにとっても良いことです。
育てる時期
4月から7月の間です。卵を産んで2週間くらいで孵り、3週間くらいで巣立ちします。1日に1個ずつ卵を産むので成長には差があります。飛べるようになっても最初は親から餌をもらいながら、飛び方、餌の捕り方を習います。5月末頃までに一回目の子育てが終わり、7月末までに二回目が終わるようです。あまり遅くなると、秋に南国へ飛ぶ体力をつける時間の余裕がなくなります。
落ちているヒナを見つけた場合
成長と同じ羽毛が生えているのなら、ツバメに限りませんが、巣立ちして飛び方の練習中の可能性が高いです。
岡山県鳥獣保護センターにも
> 『巣立=自立』ではなく野鳥のほとんどが巣立ってから練習を重ねやっと大空を飛べるようになり、それと同時に餌の食べ方・獲り方・探し方、外敵の存在・逃げ方など、ヒナの成鳥段階に合わせ親鳥が「野生で生きる術」を教え込んでいきます。
> 雛は防衛策としてじっと動かない行動をとります。ケガしている??救護すべき??判断に迷ったら雛を連れて帰る前に、まずはセンターにご相談下さい。
と書かれています。また日本鳥類保護連盟にも
> 初夏になると「鳥のヒナを拾ったのですが、どうしたらいいですか?」という問い合わせが多くよせられます。 しかし、そのほとんどが、まだ飛ぶ力がついていない巣立ち直後のヒナが地面におりているだけで、保護しなくてもよいケースです。
と書かれています。

産毛、赤裸など、明らかに巣立ちしていない場合、きっとすぐ上に巣がある筈です。この場合、巣に戻すか戻さない方が良いのか?
日本鳥類保護連盟には
> 羽のはえてないヒナの場合
> 巣が近くにあるので、もし巣が見つかったらヒナを戻してあげましょう。巣が落ちている場合は、段ボールやカゴに巣材ごと入れてもとの近くに置いて、親鳥がもどってくるか様子を見てください。
と書かれています。カップ麺の容器にティッシュペーパーをちぎって入れると人工の巣になります。
落ちたヒナを巣に戻すとヒナについた人間のにおいを嫌い、親鳥が逃げてしまう可能性があるので望ましくないという意見もありますが、人が戻しても親鳥が育てたという人も居るので戻した方が良いのでしょう。親鳥にとっても、たった一度の事故で子供が居なくなるのは辛いでしょう。落ちた時にけがをしている場合、鳥獣保護センターに相談してください。ただ、落ちた理由が巣の外にフンをするときに足を踏み外したなど単なる不運なら再び落ちる可能性は低いのですが、親の巣作りが下手で落ちやすくなっているとか、そのヒナが病気を持っているとか、付近の餌が足りなくて全員は育てられないと親鳥が判断した場合、再び落ちる可能性が高いです。自宅に作られた場合など、可能ならば巣の下に棚など、落ちた時の怪我を防ぐ工夫をした方が良いでしょう。但し猫が巣に飛びかかる足場にならないように気を付けてください。
再び落ちた場合、もう一度戻してもまた落ちる可能性がありますし、病気や餌の問題で親鳥が落としたのであれば、戻すということは親鳥の邪魔をすることになります。自分で育てたくなりますが、二つ問題があります。人間界の問題と自然界の問題です。
人間界の問題とは、野生動物の飼育は禁止されていることで、この件に関しては動物の愛護と適切な管理に記載されている動物愛護管理行政担当組織へ連絡してください。以前は鳥獣保護法のもと、野生の鳥獣(特に鳥)は何があっても放置といった風潮が強かったようですが、近年では動物愛護法の改正に見られるように、動物愛護の精神が普及しだしたこともあって、自治体の多くが傷病鳥獣の保護(救護・レスキュー)の窓口や、保護施設の設置や業務の委託をしたりしていますので、おそらく許可が出ると思います。ただ、相談窓口によってはいまだに「自然への介入はすべきではないので何があっても放置」という、介入しないことだけに拘る人も居ましたし、あるいは「育ててはいけない」と言ってヒナが死のうがそれによって相談してきた人が悲しもうが窓口の人が責任を問われることはないのに対し「育てていい」と言って何らかの問題が生じると責任を問われるかも知れないので「育ててはいけない」と言う人も居ます。ですから、もし何もせず放置するように言われたら他の窓口に相談してください。自分で育てるということは、ヒナの命を自分で守るということですので、許可をもらえるまで粘ってください。
自然界の問題とは、成長と同じ羽毛が生えているヒナを拾ってはいけない理由と同じで、飛べるまでに成長しても親鳥が飛び方、餌の捕り方を教える必要があることです。この問題に関して、つばめの飼育日誌では実際の訓練について説明されています。大事なポイントとしては、鳥かごに入れたのでは飛ぶ練習が出来ないだけでなく、羽をぶつけて痛めますので、部屋の中で放し飼いにして飛ぶ練習をさせましょう。巣立ったツバメは共同生活して秋に南に帰る準備をしますので、そのグループに入れてもらえれば餌の捕り方を教えてもらえるかもしれません。YouTube:ツバメの子が仲間に迎えられる瞬間

参考
「つばめの子 ソラ」 ツバメのヒナとの出会いと別れ
ツバメQ&A
つばめのおうちは家の中
モンスとツバメ

2011-07-08

信頼区間

信頼区間の考え方と計算方法を説明しました。
小テスト
教科書の解答は、標本平均を一旦小数点以下第2位より下を四捨五入して8.71にして、その後で小数点以下第3位まで計算していますので、皆さんが計算した値とは異なっています。四捨五入は一番最後にしてください。

2011-07-07

交差検証法

平滑化の度合いを調整するパラメータの選択方法として交叉検証法を説明し、その長所、短所を挙げました。

2011-07-02

DxO Optics Pro 6の使いこないし

多機能だからこそ、画像調整の方法を考えないと不自然になります。
露光調整
「自動-中心部に配慮した平均」をプリセットにして、必要に応じて「自動-ハイライトの優先度-弱く」にします。
DxO Lighting - HDR
白飛びと黒潰れを防ぎますが、不自然さは否めないので普段はOFFにします。逆光で、DxOの露光調整で明るくしようとすると背景が真っ白になる場合だけ「自動-弱く」にしています。パラメータが多いので「自動」の弱中強を選ぶだけにするのが現実的ですが「自動」にするとDxOの露光調整によってDxO Lightingの効果が変わり、露光調整を使って全体を暗くすると暗い部分はDxO Lightingによって逆に明るくなってしまいます。なのでまずDxO LightingをOFFにして露光調整で明るさを調整して、それでもまだ顔が逆光で暗いならDxO lightingで補う、という使い方が良いです。
ヴィネット
周辺減光をレンズ情報に基づいて自動補正します。適用量はAutoでいいです。
カラーレンダリング
ここで発色が決まります。
色々試したのですが、NIKONの一眼レフなら「Nikon D3, D3S, D300, D300S, D700ニュートラル」をプリセットにしてコントラストを高めたい時だけ「Nikon D3X」にします。
CANONのコンデジなら、OFFにした方がカメラ本体生成に近いです。
ディストーション
「DxO光学モジュールで自動補正」で「画像比率維持」のチェックを外します。外した方が、補正によってカットされる部分が減るからです。
レンズブラー
レンズの特性(周辺部での解像度低下)に応じた輪郭強調です。普段はOFFにして、等倍で切り出す時だけAutoにします。
RAWノイズ
センサーの特性、感度に応じたノイズリダクションです。非常に強力で、「この感度ならこれ以上細かいものはノイズの可能性がある」というレベル以下は全て消してしまいますので、細かい模様なども消されてしまいます。
色収差 レンズ情報に基づいて倍率色収差を補正しますが、CaptureNX2は画像解析して補正するのでより正確です。
12月追記:DxO Ver7にバージョンアップしました。

ついでにSilkypixの設定について
明るさは「オート(SILKYPIX評価測光)」、色温度は「オート(SILKYPIX AWB)」がかなり正確です。
調子は「標準」が無難です。
問題はカラーで、「記憶色」「美肌色」だと積極的に色を作ろうとします。「標準色」ですら、青空の青を鮮やかに印刷するためでしょうか?青の彩度が高すぎます。微調整で下げたいのですが、そうすると他の色の彩度が下がりすぎます。
シャープは、個人的には大きく印刷するのでなければ最近の画素数の多いデジカメ画像は縮小処理が入るので、「シャープなし」で「デモザイク精鋭度」は最小で良いと思います。シャープネスをかけて、それで目立つノイズに対してノイズリダクションをかけるとボケが不自然になるので、シャープネスをかけず、その分ノイズリダクションも弱める方が好みです。
ハイライトコントローラがとても大事で、基本的には
色彩重視vs輝度重視は色彩重視側0
彩度重視vs色相重視は色相重視側100
明部補償は強
DR拡張は1EV
これが一番無難です。これで駄目な写真だけ設定を色々変えて試すことになります。

Lightroom
以前比較したようにSilkypixの方が色々な点で優れています。歪曲収差の自動補正など、DxOより対応機種が多いので、そのような機種で自動補正したい場合は使うしかありませんが。

CaptureNX2
NIKONのカメラ本体生成と同じ画像を出力出来るので、カメラ本体生成を基準としてそこから少しだけ調整するには良いですが、現像パラメータをRAWファイル自身に記録し、記録の際現像もするので1枚毎に時間がかかるうえにファイルサイズもやたらと増えます。一括処理もフォルダ毎に共通設定でしか出来ないので、カメラ本体生成と完全に同じであることに拘らないならDxOの方が良いです。

Microsoft カメラ コーデック パック

2011-07-01

中心極限定理

標本平均、標本分散の期待値、分散を説明して、後半では中心極限定理について説明しました。
小テスト