そこでワイドコンバーターアタッチメント NH-WM75を使うことにしました。 これで実焦点距離が約26mm、換算で約39mmになります。
元々AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRなど標準ズーム用のワイドコンバーターですがフィルター径が同じDX NIKKOR 35mm f/1.8Gでも使えるとネットで見ましたし、18-55mmで使うと広角側で歪曲はあるけれど像の流れは少ないそうです。 歪曲はパソコンで修正できますしそもそも35mmならそんなに端は使いません。
それにレンズを交換するよりレンズの前にアタッチメントを付ける方が手間が少ないですし、レンズ交換時に受光素子に埃がつく心配もありません。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gにフードを付けたままでも装着することが出来ます。 この状態ではフードとしては全く役に立ちませんが、ワイドコンバーターはフィルター枠だけで装着しているので、カメラを置いた時や不意に横から何かにぶつかったときにフィルター枠に力が加わってしまいます。 でもフードがあればフードが支えてくれますし、ワイドコンバータを外せばすぐに本来の35mmレンズのフードとして役に立ちます。
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散歩しながら撮りました。この建物では歪曲があるのかないのかわかりませんね。 DX NIKKOR 35mm f/1.8G自身の歪曲収差はCaptureNX2により補正されています。D7000でも補正できます。
モアレが出ているのはgoogle bloggerの縮小のせいです。クリックして表示される大きな写真ではモアレは出ていません。
ワイドコンバーターを付けても、ズームレンズよりはシャープです。
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花が建物からはみ出した花屋さん。
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跨線橋の下が車庫になっているのは初めて知りました。
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駅構内のドトールのミルクレープ。
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抹茶黒糖ラテ。
見ての通りオートフォーカスも正確です。
フロントコンバーターなので画質は劣化するはずですが、少なくとも手持ちの標準ズームよりはシャープかつ歪曲も少ないです。これだけ写るなら、DX用の換算35mmレンズとして安くてf2くらいの24mmが発売されても、外出先でDX NIKKOR 35mm f/1.8Gと付け替える手間を考えると、35mmと24mmの両方を持って出かけるくらいなら35mmとこのワイコンの方が良いと思います。
追記:この時は屋外で絞っていたり、開放で撮ったケーキとかラテには細かい模様がなくて気づきませんでしたが、夕暮れ時の風景など、開放付近で撮るとかなり軸上色収差が出ます。元々広角端でもF3.5のズームレンズ用ですからそれより開いて写すことは想定外なのでしょう。同じシャッター速度なら、ISO100でF1.8よりも、ISO400でF3.5の方が良いです。これだけだとズームレンズでも同じなのですが、もっと暗いところだとISO6400でF3.5と比べたらISO1600でF1.8の方が良いです。ズームレンズなら手振れ補正がありますが、被写体ぶれを抑えるにはシャッター速度を上げるしかありませんので、暗くて、軸上色収差より高感度ノイズの方が目立つ時だけ絞りを開放付近にするような使い方が良さそうです。
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