2009-10-29

Wordの使い方

今日の予定

・ブログの課題提出
・Wordの練習、課題制作

ブログの復習

一週開きましたので思い出しながら進めましょう。http://www.google.co.jp/ と入力してEnterキーを押してGoogleの最初の画面を表示させます。

右上のログインを押してこの画面を表示します。

登録したメールアドレス(ev12345@.s.okayama-u.ac.jpみたいなの)とパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックします。パスワードを忘れた人はアカウントにアクセスできない場合をクリックして指示に従ってください。

パスワードを正しく入力すると一番上にメールアドレスが表示された画面になりますので左側の設定をクリックしてGoogleアカウント設定をクリックします。

以前と比べて「マイサービス」の項目が増えています。Bloggerをクリックします。

ブログの管理画面になります。ここで「投稿」をクリックすると新しい記事を投稿できますが、今日はメールを使って投稿する方法を勉強したいので、設定をクリックしてください。

「メールとモバイル」を押すとこの画面になります。secretWordsと書かれている部分に、他の人には教えない言葉を書いて、「○今すぐメールを公開します」に印をつけて「設定を保存」をクリックします。

これで、今書いたメールアドレスにメールを送ると
・メールの件名がブログの記事の題名
・メールの本文がブログの記事の本文
・メールに添付した写真がブログの写真
になります。
試しに投稿してみました

課題

出来上がった自分のブログのアドレスを僕宛にメールで提出してください。
メールの件名:学籍番号と「ブログの課題」
本文:ブログのアドレス(http://********.blogspot.com)と名前

Wordの使い方

情報基盤センター利用の手引き第2分冊の第2章に従って使ってみてください。

そして

のようなファイルを作って見てください。個別の操作はブログでは説明しづらいので講義中に実演します。提出の方法は来週説明します。

自然と数理第一回

条件付確率、全確率の公式などを、具体例を用いて説明しました。

2009-10-26

VBAによるデータの整理

データの整形、整理

前回はこのように一か月分のデータを取得しました。

何カ月分ものデータをこのように整理して保存しましょう。

1月のすぐ下に2月のデータが来るようにします。すると日付も、年月がないとわけが分からなくなります。さらに通し番号で整理したいので「年」「月」「日」を一つにまとめた列も作ります。

今回は地味で細かな作業の繰り返しになりますので色をつけて説明します。
プログラム全体の構成としては
For m = 1 to 12
 2008年m月のデータをSheet2に取得
 If m = 1 then
  上部の項目名をSheet1へコピー
 End If
 m月のデータをSheet1へコピー
Next m
となります。

WebからSheet2へデータを取得して、それをSheet1に整理することにしましょう。

まず最初に、データの項目の説明が必要ですので、Sheet2の黄色い部分、つまり2行目から5行目、B列からU列(2列から21列)を、 Sheet1の1行目から4行目、E列目からX列目(5列目から24列目)へコピーします。
次に、毎月、日にちとデータの部分、つまりSheet2のオレンジ色の部分、の6行目からデータの最後の行まで、A列目からU列目(1列から21列)を、 Sheet1の前月のデータの次の行以降、D列目からX列目(4列目から24列目)へコピーします。
それと同時に、Sheet1のA1セルに書かれた年と月を、Sheet1に先ほど貼り付けたデータの2列目と3列目へコピーします。
最後に、日付の通し番号として、Sheet1のB,C,D列を/で繋げてA列に書きます。

シートの選択とシートを指定してのCells

Webクエリによる取得は、選択しているシートに貼り付けられますので、Webクエリを実行しておく前にデータを貼り付けたいシートを手前に出しておきます。
そのためには、Sheets(1).Selectのように、括弧の中に何番目のシートなのか番号を書いて指定します。あるいはSheets("Sheet1").Selectのようにシートの名前を指定することもできます。
また、シートの間を跨いでのコピーは、例えば今回のようにシート2のB2セルをシート1のE1へコピーするなら
Sheets(1).Cells(1, 5) = Sheets(2).Cells(2, 2)
と書きます。

このように複数のシートに跨るプログラムは、必ず標準モジュールに書いてください。

標準モジュールがない場合は挿入(I)標準モジュール(M)をクリックして追加してください。

データの数を数える

Webから取得したデータの個数は、その月の日数により変化します。これが分からないと、シート2から何行をシート1にコピーするか、そしてシート1の何行目までデータが入っているか分からないので調べる必要があります。今回のデータは日数なので日付A列の最大値がデータの個数ですが、一般にはこのような通し番号が付いていないこともあるので、データを上から見ていって、無くなるまで数えます。そのためにはWhile文を使います。
While文の書式は

Do While 条件
 文1
 文2
 …
Loop

です。条件が成立している間、Do WhileとLoopで挟まれた文を実行します。
シート2のデータであればCells(6, 1)から順にCells(7, 1), Cells(8, 1),…と見ていって、データが無くなるまで続けます。
但し、(6, 1)から始まるのは紛らわしいので、まず
Cells(6, 1).Select
を実行してCells(6, 1)を選択しておくと
Selection.Cells(1, 1)がCells(6, 1)
Selection.Cells(2, 1)がCells(7, 1)

ということになってi番目のデータがSelection.Cells(i, 1)となって分かりやすいです。
以上をまとめて

j = 1 '←jを他のループで使っている場合は別の変数を使ってください。
Cells(6, 1).Select
Do While Selection.Cells(j, 1) <> "" '←<>は大きいか小さい、つまり等しくないことを表し、""は何もないことを表します。つまり<> ""は「空白ではない」という意味です。
 j = j + 1
Loop

によって、データの個数を数えることが出来そうです。本当に数えることが出来たか確かめるために、このプログラムの次の行に

MsgBox (j)

と書いて実行してみてください。31と表示されましたか?違っていたら原因と対策を考えてください。

他にも

Do Until 条件
 文
Loop
とか
Do
 文
Loop While 条件
とか
Do
 文
Loop Until 条件

があります。条件が文より下にあると、少なくとも一度は実行されます。文を実行しないと条件がチェックできない場合に使います。

データのコピー先

シート2のデータをシート1にコピーする場合、コピー元は毎月6行目からなのでCells(1,1)から順にコピーすれば良いのですが、 コピー先は最初の4行が項目名なので1月は5行目から、2月は5+31=36行目から…となるので位置が変動します。
従って、データが既に何行目まで記録されているかを示す変数(例えばlastのような名前)を使って、次のデータをどこにコピーすれば良いのかを管理しておきます。
例えば1月分のデータをコピーする場合は

このようになっているので5行目から、
2月分の場合は

36行目からですが、この何行目、というのを目で見て数えるのではなく、変数に記録しておくということです。

課題

第一問:このような形で1年分のデータを収集するプログラムを書いてください。

第4行の「日付」とか「年」はコピーするのではなくて

Cells(4, 1) = "日付"
Cells(4, 2) = "年"

のように""で囲った文字列を代入します。A列の日付はB,C,D列を繋げますので

Cells(j, 1) = Cells(j, 2) & "/" & Cells(j, 3) & "/" & Cells(j, 4)

と書けばよいでしょう。

B列, C列の年月はSheets(2)の(1,1)セルから切り出すなら
Mid(Sheets(2).Cells(1, 1), 5, 4)
Mid(Sheets(2).Cells(1, 1), 10, 2)
のようにMid関数を使って、何文字目から何文字、という取り出し方でもいいですが、単純にWebから取得するときに指定した年, 月を表す変数の値を書いて構いません。

第二問:2007年1月から2008年12月までの2年分のデータを収集するプログラムを書いてください。これが出来ればどんなに長い期間のデータでも同様に収集できます。

2009-10-19

気象庁からのデータを取得

毎日の気温データを1年分取得する

例題として気象庁 | 過去の気象データ検索から毎日の気温データを1年分取得する方法を考えてみます。
手順としては
  1. 一か月ごとのデータを手動で得る方法を調べる
  2. それをVBAで自動化する
  3. 得たデータをきちんと1年分揃える
となります。

一か月ごとのデータを得る

大量のデータを取得するにはプログラミングが必要ですが、そのためにはまず一カ月分だけでよいので手動でどうやって取得するのかを調べないとプログラムの書きようがありません。
気象庁 | 過去の気象データ検索を開きます。

場所を指定するために都府県支庁を選択をクリックします。

南極のペンギンに目が行きますが、今回は岡山をクリックします。

とりあえず2008年1月をクリックします。

月まで指定したことにより2008年1月の日ごとの値を表示 をクリックすることができるようになります。

このようにとりあえず一カ月分のデータは表示されますので、エクセルにコピーすることが出来ます。
このページのアドレス http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view= をコピーしておきましょう。

エクセルによる取得

マウスでWebページを選択、コピーしてExcelに貼り付けるという操作は自動化し辛いので、Excel自身にWebページからデータを取得させましょう。
エクセルの「データ」タブをクリックして表示される「Webクエリ」をクリックします。

アドレス欄に先ほどコピーしておいたhttp://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view=を貼り付けて移動を押します。
すると先ほどと同じWebページが表示されるので、保存したいデータが書かれている表の左上の□にチェックをつけて「取り込み」をクリックします。

OKをクリックしたくなりますがその前にプロパティ(R)…をクリックします。

バックグラウンドで更新する(B)のチェックを外して、既存のセルを新規データで上書きし、使用されていないセルはクリアする(O)に●をつけてOKを押し、前の画面に戻ったらもう一度OKを押します。

するとこのようにエクセルのシートに表がコピーされます。

これでマウスを使ったコピー&ペーストを使わなくても、Excelのシートにデータを貼り付けることが出来るようになりました。

VBAによる取得

ここまでの処理をVBAを使って自動化したいので、前回紹介した「マクロの記録」を使って、先ほどの操作をVBAに記録しましょう。
最初からやり直しますので、先ほどコピーしたデータを一旦削除します。するとデータだけを消すか、Webページからデータを取得する方法も含めて消すかと尋ねられます。最初からやり直すために全部消したいからはい(Y)と答えます。

全部削除したら、前回の方法を使って先ほどの操作をVBAに記録します。すると次のようなプログラムになります。
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
  With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= _
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view=" _
    , Destination:=Range("$A$1"))
    .Name = _
    "daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view=_1"
    .FieldNames = True
    .RowNumbers = False
    .FillAdjacentFormulas = False
    .PreserveFormatting = True
    .RefreshOnFileOpen = False
    .BackgroundQuery = False
    .RefreshStyle = xlOverwriteCells
    .SavePassword = False
    .SaveData = True
    .AdjustColumnWidth = True
    .RefreshPeriod = 0
    .WebSelectionType = xlSpecifiedTables
    .WebFormatting = xlWebFormattingNone
    .WebTables = "3"
    .WebPreFormattedTextToColumns = True
    .WebConsecutiveDelimitersAsOne = True
    .WebSingleBlockTextImport = False
    .WebDisableDateRecognition = False
    .WebDisableRedirections = False
    .Refresh BackgroundQuery:=False
  End With
End Sub
大事なのは"URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view="の部分です。このアドレスで表示されるページの中の.WebTables = "3"だから3番目の表をExcelにコピーするプログラムになっています。

注意

.Name = _
"daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view=_1"
の部分にも"URL;http://…と同じようなことが書かれていますが、ここは単に名前ですので、データの取得には関係ありません。

アドレスの部分は「変数名=値」が&で区切られて続けられています。どの変数が何を示しているかは、値を変えながら色々試してみて推測するしかないのですが、2008年1月に関してはyear=2008とmonth=1に対応しているようです。従ってこの部分をプログラムで書き換えれば良さそうです。
試しに2008年2月のデータを取得してみましょう。
"URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=1&day=&elm=daily&view=" _
の部分を
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=2&day=&elm=daily&view=" _
に書き換えて実行してみてください。
予想通り「岡山 2008年2月 (日ごとの値) 主な要素」が取得されましたが、29日以降に1月のデータが残ったままです。これでは困るので、全部削除する操作を調べて、Webから取得する直前に書きます。
全部削除する操作を調べるには、前回同様マクロの記録を使います。
Sub Macro2()
'
' Macro2 Macro
'
  Cells.Select
  Application.CutCopyMode = False
  Selection.QueryTable.Delete
  Selection.QueryTable.Delete
  Selection.ClearContents
End Sub
このように記録されましたが、試してみたところ
Cells.Select
Selection.QueryTable.Delete
Selection.ClearContents
だけで良さそうです。
但し、消すべきQueryTableがない場合に
Selection.QueryTable.Delete
を実行するとエラーになるので, (1,1)セルが空白でない場合だけ実行するように
Cells.Select
If Cells(1, 1) <> "" Then
  Selection.QueryTable.Delete
End If
Selection.ClearContents
とします。

この3行を
With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= _
の前に書き足して実行してみましょう。
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
  Cells.Select
  If Cells(1, 1) <> "" Then
    Selection.QueryTable.Delete
  End If
  Selection.ClearContents

  With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= _
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=2&day=&elm=daily&view=" _
    , Destination:=Range("$A$1"))
以下略

これでシートに書かれていた全てのデータとWebクエリを削除して、2008年2月のデータを貼り付けることが出来ました。

年月をプログラムで指定する

1月から12月まで取得するためには、月を示す変数mの値を1から12まで変化させて、上記プログラムを実行する必要があります。
しかし
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
  Cells.Select
  Selection.QueryTable.Delete
  Selection.ClearContents

  m = 1
  With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= _
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=m&day=&elm=daily&view=" _
    , Destination:=Range("$A$1"))
以下略
と書いたのでは、1月ではなくm月ということになってしまいます。mという文字ではなく変数mの値をURLとして使いたい場合は
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=" & m & "&day=&elm=daily&view=" _
のように一旦文字列を"で切って、文字列を&で連結します。
本当は、文字列に変換する関数CStrを使って
    "URL;http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=66&prec_ch=%89%AA%8ER%8C%A7&block_no=47768&block_ch=%89%AA%8ER&year=2008&month=" & CStr(m) & "&day=&elm=daily&view=" _
と書くべきなのですが、CStrなしでも今回は動きました。

次の課題

この方法だと、1月のデータを貼り付ける→消す→2月のデータを貼り付ける→…の繰り返しになり、データを保存することができません。
そこで
1月のデータをsheet2に貼り付ける→必要な部分をsheet1に貼り付ける→sheet2を消す→2月のデータをsheet2に貼り付ける→必要な部分をsheet1に貼り付ける→sheet2を消す→…
のようなプログラムにします。Webクエリのような目新しさはなく地味な作業ですが、データ解析の下準備として重要です。
月によって何日まであるかが異なります。繰り返し回数が分からずFor文を使えない場合はDo While文を使います。
シートの選択はSheets(1).Select、1番目のシートの(2,3)セルはSheets(1).Cells(2,3)と書きます。

2009-10-15

ブログの作成


まず先週分の中でやり残したGoogle Mapの部分を見て、練習課題を提出してください。
その後、全員がGoogleのアカウントを作るのを待ちますので、先週既に作った人は先週の練習課題の下の、ストリートビュー以降を読んでいてください。
全員がアカウントを作ったら、ブログの作り方を説明します。

ブログとは

一般的には、インターネット上に書く日記、として紹介されています。でも単なる日記ではなくて、検索機能がありますので、後で必要になるかもしれない情報を見つけたときにメモとして記録するための簡易データベースとしてとても便利です。
この講義では一番最初の作り方を説明します。色々な活用法を考えてください。

まず先週のようにhttp://www.google.comの右上のログインをクリックして、Googleのアカウントでログインします。ログインしたら、サービス一覧をクリックします。

サービス一覧の中の、コミュニケーションと共有の中のBloggerをクリックします。

Googleアカウントのパスワードを入力します。

ハンドルネームの欄に書いた名前はブログに表示されます。
本名でもニックネームでも構いません。本名を書いたときはあまりプライベートなことは書かない方が良いです。ニックネームを書いた場合でも、あまりにも公序良俗に反することを書くと情報基盤センターが誰なのかを調べますので、本名でないからと油断して無茶をしないように。

ブログの名前とアドレスを決めましょう。アドレスはhttp://この部分.blogspot.comです。名前は他の人と被って構いませんが、アドレスは被ってはいけないので、入力したら「使用状況をチェックする」をクリックして被っていないか調べます。

デザインを選びます。後で変える事が出来るので気楽に選んでください。

これでブログは完成です。「ブログを開始する」をクリックするとブログを書くことが出来ます。

まずはタイトルと本文を書きます。ラベルを書いておくと後で探すのが楽になります。僕はこの講義の分には「情報処理入門」と「講義」という二つのラベルをつけています。

クリックすると他のページが表示されるようなリンクを作って見ましょう。
「岡山大学の講義で作りました」という文の「岡山大学」の部分をクリックすると岡山大学のホームページhttp://www.okayama-u.ac.jpが表示されるようにしましょう。

まず「岡山大学」の部分の先頭にマウスを合わせて、左ボタンを押したまま最後までマウスを動かして、「岡山大学」の部分の色を変えます。

そして本文を書く部分のすぐ上の「リンク」をクリックします。

どのページを表示するかを記入します。

「投稿を公開」をクリックします。「ブログの表示」をクリックすると、公開した投稿を見ることが出来ます。

公開されましたが、ちょっと寂しいですね。右上の「カスタマイズ」をクリックして、デザインを変える事が出来ます。

この講義では、例として、他のブログの最新投稿を表示する方法を説明します。
また、この講義では説明しませんが、「新しいテンプレートを選択」をクリックすると、最初に選んだデザインを別のものに変える事が出来ます。
「ガジェットを追加」をクリックしてください。

すると、ブログに追加で表示できる項目の一覧が表示されるので、その中から「ブログリスト」を探して、右側の+をクリックしてください。

□全部にチェックを付けて、「ブログをリストに追加」をクリックしてください。

そこに表示したいブログのアドレスを書きます。例えばこのブログなら http://fuedakaoru.blogspot.com/ です。

追加されたことを確認して「保存」をクリック。

元の画面に戻るので「ブログの表示」をクリック。

すると、ブログの右側の列に表示される項目が増えています。

他にも色々な項目があります。全部紹介しきれないので色々試してください。

ちゃんとブログを作成できたかどうかは、今週ではなく次回(再来週)確認します。

2009-10-09

度数分布表とヒストグラム

今日の講義で使う予定だったプレゼンテーション
前半を作ったところで、板書での講義に変更したので、実際の講義では使いませんでしたが、教科書を買っている人が少なかったので、ヒストグラムを実際に見てもらうために公開します。

気になったニュース

薬事日報ウェブサイト : 適応外使用薬の開発支援653億円が執行停止‐補正予算見直しで
> 未承認薬・新型インフルエンザ等対策基金については、適応外使用薬の開発支援分のほか、医薬品医療機器総合機構の審査員増員など、医薬品等の審査迅速化に充てる42億円のうち25億円が執行停止となる。

NHKニュース 地域医療基金の見直しを検討
>厚生労働省は、地域の医療機関で医師を確保したり、新生児の集中治療室などの医療設備を整備したりするために設けた「地域医療再生基金」は、ほかの政策に比べて緊急を要するものではないとして、一部を執行停止にすることを検討することになりました。

鳩山首相「政権公約、時間で変化も」 普天間合意容認を示唆 - MSN産経ニュース

TwitterでスパムDM出回る フォロワーに自動でDM送りつけ - ITmedia News
私のところにも「Hey, I just added you to my Mafia family. You should accept my invitation! :) Click here: http://ここにアドレスが書いてある」というダイレクトメッセージが届きました。このアドレスをクリックすると今度は自分がスパムDMを送ることになりますから、クリックせずに削除しましょう。

Googleストリートビュー、国内初のエリア拡大 名古屋や沖縄も - ITmedia News
台北も見られるようになっていますので、自宅で海外旅行できます。

小鳥メモメモ - 捨印の効用は、契約書に後から債務者や保証人の意思確認をしなくても、勝手に金融機関の人が書き加えたり修正...
捨印の恐ろしい本当の話し
それでも平気で捨印を求めてくるんですよね。いつも断っていますが。

ツバメがありえないほど狭いすき間を飛んでいく決定的瞬間 - GIGAZINE
アリがポテトチップスを巣に持ち帰るまで:奇想天外生物図鑑 カラパイア

STS-124の打ち上げ
嘘のような、本当の話
嘘のような、本当の話、続き

つらい時に思い出す格言・名言を共有するスレ - スチーム速報 VIP

2009-10-08

インターネットによる情報収集

検索

インターネットで見ることが出来る情報はあまりに多いので、その中から自分の必要とする情報を探すのは大変です。そのために様々な検索サイトが用意されています。
まずスタートボタンを押して、すべてのプログラムの中のMozilla Firefoxを起動してください。
http://www.okayama-u.ac.jp
と書いてある部分を
http://www.google.co.jp/
に書き直してEnterキーを押します。すると

この画面が表示されますので、検索したい単語(例えば 岡山大学)を入力して Google検索 ボタンをクリックすると、岡山大学に関連するページの一覧が表示されます。

この画面上部の
  • 画像 をクリックすると岡山大学に関連する画像が表示されます。
  • ニュース をクリックすると岡山大学に関連するニュースが表示されます。
    今日だと「台風」を検索するとニュースが多いでしょう。
  • 地図 をクリックすると岡山大学の地図が表示されます。航空写真を見ることも出来ますし、地図の上でマウスの左ボタンを押さえてからマウスを動かすと、航空写真を動かすことも出来て面白いです。
  • グループ をクリックすると岡山大学関連のニュースグループ(インターネットに古くから存在する掲示板みたいなもの)が表示されます。
今はまだ英語だけですがGoogle Fast Flipも面白いです。

Googleアカウントの作成

単に検索するだけでもGoogleは便利ですが、使っているうちに「先日検索して見つけたページはどれだったかな?」ということが分からなくなることがあります。他にも色々な設定を保存しておいた方が便利なのでGoogleアカウントを作成します。既に自分でGoogleアカウントを持っている人はそれを使っても構いません。
もう一度アドレス欄に http://www.google.co.jp/ と入力してEnterキーを押してGoogleの最初の画面に戻ります。

次に、右上の ログイン をクリックします。すると

この画面が表示されるので、右側の

Googleアカウントをお持ちでない場合
アカウントを作成

をクリックします。すると

この画面に切り替わるので、

現在のメールアドレス:先週設定した自分のメールアドレスを書きます。
パスワードの設定:自分で決めたパスワードを書きます。情報基盤センターのパスワードとは別のパスワードを使ってください別にしたほうが良い理由。どんなパスワードを使ったか忘れそうな人は、履修登録のパスワードを使うという手もあります。他の人に見られないように、入力した文字は表示されません。
パスワードを再入力してください:すぐ上の欄に入力したパスワードは表示されないので、間違っていないか確認のためにもう一度同じパスワードを入力します。
文字の確認:いたずら防止のため、表示されている読み難い文字を読んで、下の欄に書き写すことが求められています。
全部書いたら、一番下の「同意して、アカウントを作成します」をクリックします。

しばらくすると先週設定したGmailに「Google によるメール アドレスの確認」というメールが届くはずです。そこに書かれた

Google アカウントへようこそ。アカウントを有効にしてメール アドレスを確認するには下記のリンクをクリックしてください。
http://www.google.com/accounts/VE?c=(ここは人によって違います)

をクリックすると

という画面が表示されて、これでアカウント作成は完了です。

Googleにログイン

もう一度 http://www.google.co.jp/ に戻ってログインを押してこの画面を表示します。

今度はここに先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックします。するとさっきまでと良く似ているけれど少し違う画面になります。

一番上にメールアドレスが表示され、左上に「アカウント」という項目が表示されていますのでクリックしてみましょう。

Googleのアカウントで利用できるサービスが表示されています。この中のウェブ履歴をクリックしてください。
使っている途中でもこのように再びパスワードの入力を求められることがあります。そんな時はもう一度パスワードを入力してください。(この画面が出ないこともあります)

Googleツールバーをインストールしてくださいと言われることがありますが、大学のパソコンにインストールしてはいけないので、右側の「検索の履歴だけを記録する」を選んでください。

今は登録したばかりなので履歴は空っぽですが、今後ログインしてから検索すると、表示したページを覚えてくれます。

Google Map

検索語句を入力する欄の上の地図をクリックしてください。

ここに地名を入れることで、その場所の地図が表示されます。

航空写真を見ることも出来ます。

自分が見ている地図を友達にも教えたいならば、右上の「このページへのリンク」をクリックして表示されるアドレスをメールで教えればよいです。

長すぎて書き写すのは大変ですし、写し間違えそうですよね。そんな時は文字が白黒反転している状態で、その文字に合わせて右クリックして、表示されたメニューの中から「コピー」を選びます。

そして、メールを書く部分でマウスを右クリックして「貼り付け」を選ぶと、コピーした文字がそのまま書かれます。

覚えておくと便利なこと
・Ctrlキーを押しながらCを押してもコピーできます。
・Ctrlキーを押しながらVを押しても貼り付けできます。
この方が操作が手短ですし、殆どのソフトでこの組み合わせを利用できます。

目的地までの経路を検索してみましょう。
「ルート・乗り換え案内」をクリックしてください。

このままだと目的地であるB欄に岡山大学の住所が書かれているので、右横のマークをクリックしてA欄とB欄を入れ替えて、空欄になったB欄に「関西空港」と入力してください。

出発日時を指定したり、時間優先や料金優先を選べるので、就職活動などで慣れていない場所に行くのに役立つでしょう。

練習

ここまでの課題として、何処か行ってみたい場所の
・地図を表示するためのリンク
・岡山大学からその場所への経路
をメールに書いて送ってください。
メールの件名は学籍番号と「Google map課題」、宛先は先週と同じです。

メールを提出したら、地図左上のオレンジの人形にマウスの矢印を合わせて、左ボタンを押して押したままマウスを動かして、人形を大阪の上に持ってきます。

そこでマウスの左ボタンを離すと、その付近の風景を見ることが出来ます。

残念ながら、現在のところ、東京と大阪など、人形を地図の上に移動したときに青く表示される道路しか風景を見ることが出来ません。

ということを書いて一週間も経たないうちに、見ることが出来る範囲が広がりました。

以下の内容は、早く終わった人向けです。講義では説明しませんし、画面の細部が変わっているかもしれません。

一番下に来週の準備を書いていますのでそちらを見てください。

ニュース

Googleのトップページに戻ってから「ニュース」をクリックするか
あるいはアドレス http://news.google.co.jp/ を入力すると、Googleが色々な報道機関のニュースを集めたページが表示されます。
このページも自分で変更できます。右側の

をクリックすると

この画面になるので、ニュースが表示される場所を変更することが出来ます。
また、この中の「カスタム セクションの追加」をクリックすると、自分の興味ある分野のニュースだけを選び出すことが出来ます。

岡山大学に関するニュースを表示するにはこのように入力して「セクションの追加」ボタンを押します。

Googleカレンダー

Googleの最初のページhttp://www.google.co.jp/やGoogle Mapのmore≫をクリックしてください。Googleの色々なサービスが表示されますが、下のほうにある「カレンダー」をクリックしてください。

確認のためにもう一度パスワードを尋ねられます。

Googleのカレンダーは、自分の予定表を友達に見せることが出来ます。主に仕事のときに使う機能ですが、お互いの空いている時間がわかると臨時の予定を入れるのに便利だからです。
その時に、誰の予定表なのか分かるように、名前の入力を求められます。
友達にとって分かりやすい名前を入れてください。
僕は姓はev、名はfuedaと入力しました。

するとこのように表示されます。左側の「マイカレンダー」のところに、先ほど入力したevとfuedaが名姓の順序で表示されています。

上の方の「月」をクリックすると月間予定表になります。

左側の「追加」から「公開カレンダー」をクリックしてください。

「カレンダーを参照」をクリックします。

「日本の祝日」の「カレンダーを追加」をクリックしてください。面白そうなので「月の位相」の「カレンダーの追加」もクリックします。


一番下の「OK」をクリックします。


カレンダーに表示されました。

カレンダーに予定を記入するには、記入したい日付をクリックします。

自分の予定表を友達に見せるにはこの画面右上の「設定」をクリックします。

カレンダー設定の画面から「カレンダー」をクリックするとこの画面になります。

その中の「このカレンダーを共有」をクリックします。

「新しいユーザーを追加」欄に予定表を見せたい人のメールアドレスを書いて「保存」をクリックすると、そのアドレスに招待状が届きます。但し、この講義内では実習しません。

Googleノートブック

インターネットで色々なページを見ているときに、気になったページをそのまま保存出来ます。
もう一度Googleの最初のページhttp://www.google.co.jp/に戻ってmore≫をクリックしてください。Googleの色々なサービスが表示されますが、下のほうにある「ノートブック」をクリックしてください。

確認のためにもう一度パスワードを尋ねられます。

先日のGoogleツールバー同様、学校のパソコンに勝手にインストールしてはいけませんので、ここは「ノートブックに戻る>」をクリックします。

ここに、先ほどの課題の時に使ったコピーと貼り付けを使って、保存したい情報を貼り付けます。

次回予告

googleの検索において表示される順番を決める要素の一つに、「そのページを見た人が多いか?」ということがあります。
そして検索して表示されるページの中にも、個人が書いているブログもあります。

このようにインターネットでの情報は、多くの利用者からの少しずつの情報をまとめることで作り上げられています。
そこで次回は情報提供の手段としてブログとtwitterを説明します。ブログとは今見ている、日記の様なものです。そのために、

アルファベットの名前
僕は仕事ですから本名を使っていますけど、皆さんは仕事ではないのですから本名の必要はありません。
タイトル
例えばこのブログにおける「Fueda's Blog」
アドレス
このブログならhttp://fuedakaoru.blogspot.comのfuedakaoruの部分。名前と同じでも構いませんが、既に使っている人と被る事があるのでいくつか
を考えておいて下さい。