大き目のコンパクトデジタルカメラくらいの小ささなのに、綺麗に撮れた時は大きなデジタル一眼レフ以上に綺麗な写真が撮れます。
しかし世の中そんなに甘い話はなくて、綺麗に撮れる状況が極めて限られます。
まず、高感度が弱くてISO400以上だとこのカメラ独特の綺麗な写真になりません。感度オートの範囲はISO100と200で、しかも手ぶれ補正はないので、暗くなると手ぶれしやすくなります。
また、電源ボタンを押してから写せるまでの時間も長く、オートフォーカスが遅いのでシャッターボタンを押してから写るまでの時間も長いです。
さらに、電池のもちも悪く、一回の充電で100枚ちょっとしか撮られません。
デジタルカメラに求められるポイントを大まかに次の3点に整理すると
- 小ささ、軽さ、持ち運びやすさ
- 画質のよさ
- 撮りやすさ(少々暗くても手ぶれしにくい、オートフォーカスが早い、一日位は電池の心配をしなくていい、一枚撮ってすぐ次も撮れる、など)
一眼レフを持っていけないけれど綺麗な写真は撮りたい、という場合はDP2の出番です。
センサーの奥深くまで光が届いてやっと色の判別が出来るというセンサーの特性が原因でしょうか、光量不足だと緑がかります。
周辺減光と相まって、周辺が緑になります。
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JPEGとRAWのどちらかでしか撮ることが出来ません。RAWファイルがあればパソコンでJPEGを作ることが出来ますし、その際に調整も出来ますからRAWで撮るほうが良いです。
RAWファイルを現像しなくても見ることが出来るソフトとして
FastStone Image ViewerとIrfanView32があります。
FastStone Image Viewerは Download FastStone Image ViewerでPortableを選ぶと、インストールしなくても使うことが出来ます。
Irfan View32では別途pluginをインストールする必要があります。
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