2005-09-06

Solaris

以下あくまで私がインストールした場合の経験であり、特にx86版の場合、組み合わせるハードウェアによって違った結果になることが多いです。

インストール

画面がテキスト表示のときに、ディスプレイアダプタ、キーボード、マウスの自動認識をします。
自動認識が終わると「自動認識の結果を変更したいなら30秒以内にESCキーを押せ」と言われます。
たいていの場合、日本語106キーボードを繋いでいても英語101キーボードだと誤認識しているので、ESCキーを押して変更画面へ移ります。
ここで変更しなかった場合でも、インストール後「コマンド行ログイン」を選んでkdmconfigを実行すれば変更できます。

インストール中「ネットワークに接続」するかどうか聞かれる前にコンピュータの名前を聞かれたら、それはネットワークカードを認識していないことを意味します。
また、ネットワークカードを認識している場合、DHCPを使用することを選ぶと、コンピュータの名前は聞かれません。
DHCPから取得しようとして、取得出来なければunknownになります。
名前を付けたいときは、
/etc/nodename
に名前を書きます。但し運用途中で名前を変えると、ログイン先を見失うのか、何かと困ったことになりますのでインストール直後に名前を付けてください。。

インストールが終わって再起動してrootでログインしたら、
Comon Desktop Environment(CDE)
を使うか
Java Desktop System(JDS)
を使うか聞かれます。
CDEを使い慣れた人以外はJDSを選びましょう。
画面右下にUpdateのアイコンがありますのでユーザー登録してアップデートします。
最初は結構待たされます。
再起動するときに、端末エミュレータを開いたままにして「現在の状態を保存する」にチェックを入れます。
これで次回起動時にJDSの調子が悪くて思い通りの操作が出来なくても、取り合えず
shutdown -i0 -y
で終わらせることだけは出来ます。

これで一通りインストールは終わったので、ユーザーを登録します
/usr/sbin/smc
を起動します。パスワードは英文字以外も必要です
シェルは、標準ではshなので、bashに変更します。

環境変数は$HOME/.profileに書きます。
PATHの通し方
元々ある
/usr/ucb 以下は最後に移動します
/usr/sfw/bin にはgccなどあるので一番先頭におきます。
/usr/ccs/bin には他のツール類があるのでPATHを通しておきます
/usr/local/bin にはフリーソフトがインストールされるので、ここにもPATHを通しておきます。
最後に
/usr/sfw/bin の中にある、gmake に、make という名前でシンボリックリンクを作っておく


パッケージの作り方
make でコンパイル、
make pkg でpkgファイルを作って、
root になって
pkgadd -d pkgファイル
で登録

音が出ないとき、最新のサウンドカードドライバは
http://www.opensound.com/solaris-x86.html
http://www.tools.de/solaris/audio/
にあります。
前者は、個人使用の場合以外は有料みたいです。AMD64用もあります。
/tmp/ossにでも解凍しましょう。
設定変更は
/usr/lib/oss/bin/soundconf
起動は
/usr/lib/oss/bin/soundon
です。詳しくは
/usr/lib/oss/Readme
に書いてあります。
後者の場合KT890のサウスチップはVT8237なので、audio8233を使います。
公開されているバイナリはAMD64では使えないので、
きちんとパスを通してソースからコンパイルします。
config.mak の64bitをyesにして、
make でコンパイル、
make pkg でpkgファイルを作って、
root になって
pkgadd -d pkgファイル
で登録します
とは言え、Solarisの最新版ではかなりドライバも増えました。

サウンドカードに限らず、動作確認ハードウェアの情報、ドライバは
http://www.sun.com/bigadmin/hcl/data/sol/
にあります。

拡張子bz2の展開は
bzip2 -d bz2ファイル名

tarの展開は
tar xvf tarファイル名

Zの展開は
uncompress Zファイル名

gzの展開は
gunzip -d ファイル名

pkgファイルのインストールは
pkgadd -d pkgファイル名

pkgがディレクトリに解凍されている場合は
pkgadd -d ディレクトリ名 パッケージ名(だったと思う)
例:pkgadd -d /var/tmp MOZfirefox
何処にインストールされたかも表示されます。

Firefox, Thunderbirdは最近はpkgになってる。
/usr/sfw/lib/mozilla と
/opt/sfw/lib/firefox にFlash Playerをインストールする

firefoxにもJAVAプラグインをインストールする。
pluginsディレクトリで
ln -s プラグインファイル名 .
javaは
/usr/java/jre/pluglin/i386/ns7
の中にありました。RealPlayerは
/usr/lib/RealPlay/mozillaの中にあります。

DVD再生ソフト ogle
http://dl.nsug.jp/
からダウンロードできます。ogleのホームページに最新版があります
但しハードウェアアクセラレーションが効かないためか、Pen4の2GHzでもコマ落ちします。
必要なファイル
ogle本体
ogle_gui
dvbpsi → libdvbpsi
dvdcss → libdvdcss
dvdrd → libdvdread
mad → libmad
sdl
a52dec
libjpeg(必須ではない)
libxml2(多分必須ではない)

ネットで見かけた情報1
確かに、Solaris10のインストーラは、fdiskパーティションを
一旦読んで、Solarisが一旦解釈した上でわざわざ書き込み直してくれるので、
この時点でパーティションの順がずれたりすることが多い。

情報2
ただし、anacronを切るのを忘れないこと。
anacronが動いてると重い。とくにインストール直後は。

2chはV2Cで見る

/usr/ucb
は本当に無い方が良いみたい。無ければエラーが出て、代わりを自分で探す

smpatchコマンドでアップデートしたら、環境によっては右クリックでの解像度変更可能範囲が広くなるのでそちらを先に

nVidiaのドライバは
http://www.nvidia.com/content/drivers/drivers.asp
からダウンロードして
# sh NVIDIA-Solaris-x86-1.0-xxxx.run
# reboot -- -r

/etc/X11/xorg.confが無かったら
nvidia-xconfig
で作れます。

SUNのワークステーション付属のSupplemental CDは起動、ハードウェアの診断、BIOSアップデートも出来て何かと便利です。
SUNのサイトから最新版を落とせます。
http://moon.hanya-n.org/comp/W1100z/index.html
http://jp.sun.com/communities/users/0602/feature04.html
も参考になります。

LG3Dという、WindowsVistaみたいにするソフトがあります。
https://lg3d.dev.java.net/ja/publications/200510SD/sec1.html

FireFoxのインストールの詳細
http://jp.sun.com/communities/users/0606/feature03.html
言語切り替え拡張機能
http://benjamin.smedbergs.us/switch-locales/
日本語設定ファイル
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/1.5.0.4/win32/xpi/ja.xpi

デュアルディスプレイは
Section "Device"
Identifier "Device0"
Driver "nvidia"
VendorName "NVIDIA Corporation"
Option "TwinView"
Option "MetaModes" "1280x1024, 1280x1024"
Option "SecondMonitorHorizSync" "24.0 - 80.0"
Option "SecondMonitorVertRefresh" "56.0 - 75.0"
EndSection

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