まずExcelを立ち上げましょう。
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初めて使う時にはいくつか聞かれますので、共にOKを押してください。
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まず準備です。左上の丸いボタンを押して、「Excelのオプション」をクリックします。そして「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックをつけてOKを押します。
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すると右端に「開発」が表示されるのでクリックして、マクロのセキュリティをクリックして、「すべてのマクロを有効にする」に●をつけてOKを押します。
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これで準備は完了です。
ではマクロでどんなことが出来るか見てみましょう。「マクロの記録」をクリックしてください。マクロの名前を聞かれますので、ここはそのままOKを押します。
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何か適当にExcelの操作をしてください。ここでは1から5の数字を入力してみました。
そして、記録終了をクリックしてください。
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すると、Excelは今の操作を全部覚えています。確かめるために、今入力したものを全部消してから、今度は「マクロ」をクリックしてください。するとどのマクロを実行するか聞かれます。今は一つしかないのでそのまま「実行」を押します。
すると、先ほど自分でやったことがそのまま繰り返されたはずです。
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一体どんな仕組みになっているか見るために「Visual Basic」のボタンを押します。するとVisual Basicの画面が開くので、左側のModule1をダブルクリックするとこの画面になります。
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先ほど「マクロの記録」をクリックしてから「記録終了」をクリックするまでの操作が全てプログラムに書かれたのです。今すぐ覚える必要はありませんが、ActiveCell.FormulaR1C1 = "1"は選択しているセルに1を代入しなさい、Range("A2").SelectはA2セルを選択しなさい、という命令です。
このように自分の操作をプログラムに記録するのではなくて、今度は自分でプログラムを書いてみましょう。今、人によって色々違うことを書いたと思うので、一旦Excelを終了させて、もう一度立ち上げて、先ほど同様「開発」をクリックして「Visual Basic」をクリックしてください。
プログラムを書く部分を用意したいので「挿入」をクリックして「標準モジュール」をクリックしてください。
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現れた画面にプログラムを書きます。
まず
sub 練習
とだけ書いて、Enterキーを押してください。すると自動的に
Sub 練習()
End Sub
となり、カーソルは真ん中の空行にあります。そこに
cells(1,1)=1
と書いてください。これは上から1番目、左から1番目のセルに1を代入しなさい、という命令です。
プログラムを書いたら、上の右向きの三角をクリックしてください。するとさっきと同じように、どのプログラムを実行するか聞かれます。今は一つしか書いていないのでそのまま実行を押すと、A1セルに1が代入されます。Excelの画面で「マクロ」を押しても実行できます。
このプログラムを保存する時の注意。
左上の「上書き保存」を押すと、どの形式でファイルを保存するか尋ねられます。ファイルの種類として「Excelマクロ有効ブック」を指定してください。
2階実習室で保存するときは、P:ドライブに保存してください。
さてこれでプログラムを書いて実行できるようになったので、具体的なプログラミングを始めましょう。
先ほどのCells(1,1)=1とEnd Subの間に
cells(2,1)=2
cells(3,1)=3
と書き込んで実行してみてください。
あるいは
cells(1,2)=-2
cells(1,3)=-3
と書いて、cellsの二つの添え字がExcelのどのセルに対応しているか確認しましょう。
10個続けて書くには、
cells(1,1)=1
cells(2,1)=2
cells(3,1)=3
cells(4,1)=4
cells(5,1)=5
cells(6,1)=6
cells(7,1)=7
cells(8,1)=8
cells(9,1)=9
cells(10,1)=10
と書くのは大変なので、これをFor文を使って
for i=1 to 10
cells(i,1)=i
next i
と書きます。
次に下のような九九の表ができるようにプログラムを考えて見ましょう。
レポートの提出先は fuedareport@ems.okayama-u.ac.jp です。
Office TANAKAにも詳しく書かれています。
Windowsからメールを送る方法
実習室のWindowsからメールを送る方法を説明します。ますOutlook Expressを立ち上げます。「通常使用するメールクライアントとして選択しますか」と聞かれたら「はい」と答えてください。
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
自分の名前と、大学で使っているメールアドレスを書きます。


受信メールサーバーの種類は「POP3」のままにしてください。その下の「受信メールサーバー」「送信メールサーバー」に何を書くかは講義のときに説明します。
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「アカウント名」欄にはログオンする時に使った名前を書いてください。「パスワード」欄には何も書かず「パスワードを保存する」のチェックを外してください。最後に「完了」をクリックしてください。


次に「ツール」の「アカウント」をクリックします。「メール(既定)」「使用可能な接続」と書かれた行が、恐らくこの図とは違って一番上にあると思いますが、その左端をクリックしてから「プロパティ」をクリックします。


「詳細設定」をクリックして「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックをつけます。付け忘れると、このソフトを使っている時に受信したメールが他のパソコンやLinuxからは読めなくなってしまいます。チェックをつけたら「OK」をクリックします。

次に「ツール」の「オプション」をクリックして「送信」の「メール送信の形式」として「テキスト形式」を選んで「OK」をクリックします。
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
メールを送るときは、まず「メールの作成」をクリックします。宛先はfuedareport@ems.okayama-u.ac.jp、件名欄には講義の日付と学籍番号を書いてください。最後に「送信」をクリックするとメールが送信されます。
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