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太陽近くの雲と、山の日陰の部分両方表現出来るように調整するのが大変でした。DxO Lightingで覆い焼きをすれば楽ですが、不自然になるので避けました。
笛田薫の教育、研究、日記など。 講義の種類にかかわらず日付順に並んでいるので、目次から講義を選んでください。写真はクリックすると大きく表示されます。日付は、講義ならば講義の日時、写真ならば撮影日時でありブログを書いた日ではありません。後日書き足すこともありますので、左側の目次や検索を使って関連するエントリーを探してください。無断複製を禁じます。引用する場合は出典としてここのアドレスを明記してください。
10秒で読む日経
今日のテーマはインフルエンザです。
N95マスクの着用法
針金、プラスチックなどが入っている方が上で、ここを鼻にあわせて曲げます。
プリーツが下向きになっているのが外側らしいです。ただこれで上と外を決めると、紐が接着されている部分が外側になるマスクと内側になるマスクがあります。どっちが正しいの?
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まず、高感度が弱くてISO400以上だとこのカメラ独特の綺麗な写真になりません。感度オートの範囲はISO100と200で、しかも手ぶれ補正はないので、暗くなると手ぶれしやすくなります。
また、電源ボタンを押してから写せるまでの時間も長く、オートフォーカスが遅いのでシャッターボタンを押してから写るまでの時間も長いです。
さらに、電池のもちも悪く、一回の充電で100枚ちょっとしか撮られません。
デジタルカメラに求められるポイントを大まかに次の3点に整理すると
センサーの奥深くまで光が届いてやっと色の判別が出来るというセンサーの特性が原因でしょうか、光量不足だと緑がかります。
周辺減光と相まって、周辺が緑になります。
価格.com - 『両サイドの緑色』 シグマ SIGMA DP2 のクチコミ掲示板
JPEGとRAWのどちらかでしか撮ることが出来ません。RAWファイルがあればパソコンでJPEGを作ることが出来ますし、その際に調整も出来ますからRAWで撮るほうが良いです。
RAWファイルを現像しなくても見ることが出来るソフトとして
FastStone Image ViewerとIrfanView32があります。
FastStone Image Viewerは Download FastStone Image ViewerでPortableを選ぶと、インストールしなくても使うことが出来ます。
Irfan View32では別途pluginをインストールする必要があります。
技術の競演、イメージセンサー
カメラ屋店頭の印象にだまされるな!立体デジカメ『FinePix REAL 3D W1』レビュー - ガジェット通信
網戸に蝉がとまっていました。85mm, 1/15sでも手ぶれ補正のおかげで手ぶれがありませんし、DxOのノイズリダクション処理によりISO3200でもノイズが少ないです。
画素平均法は、面積平均法とも呼ばれ、元の画像の各画素を同じ大きさの正方形で描いたとして、それを縮小後の画素数に合わせて等分して枠線を引き、枠線の中の画素の平均を計算します。
縦横2画素計4画素を1画素に縮小する場合は、その4画素の平均になります。
他の例として5分の2に縮小する場合は
12345
□□□□□
|
1 2
縮小後の左の画素は、元の画像の1番目と2番目、そして3番目の半分ということで
1番目の2/5倍、2番目の2/5倍、3番目の1/5倍を足したものになります。
Lanczos法について
縮小すると細かい部分が表現できなくなります。横に1000画素あれば、白黒白黒…の繰り返しで500本の縦線を表現できますが、これを500画素に縮小すると250本の縦線までしか表現できなくなります。この場合、元の画像に300本の縦線があると表現できなくて、250を超えた分が折り返して200本の縦線のモアレになります。ですから縮小する時には250本より細かい模様は消しておく必要があります。
この目的で、250本までは全く影響を与えず、それ以上は完全に消してしまうフィルターがsinc関数であり、それに窓関数を組み合わせて途中で切るのがLanczos関数です。
これらをVBAで書くと
Function sinc(x) As Double
If x = 0 Then
sinc = 1
Else
sinc = Sin(x * Application.Pi()) / (x * Application.Pi())
End If
End Function
Function lowpass(x, k) As Double
If k <= 0 Then
If Abs(x) < 0.5 Then
lowpass = 1
Else
lowpass = 0
End If
Else
If Abs(x) < k Then
lowpass = sinc(x) * sinc(x / k)
Else
lowpass = 0
End If
End If
End Function
このようになります。kが自然数の場合は幅がkのLanczos関数に、関数を分けるのが面倒なのでkを0以下にすると画素平均法の関数になります。
関数の形状は
Sub shape()
For k = 0 To 4
For i = 1 To 801
x = (i - 401) / 100
Cells(i, 1) = x
Cells(i, 2 + k) = lowpass(x, k)
Next i
Next k
End Sub
このプログラムで表示できて
このようになります。Lanczosの2以上だと、少し離れたところがマイナスになります。これによって輪郭が強調されます。画素平均法は0と1の境界の部分で、面積に応じた中間の比率を使うことが特徴なのですが、このプログラムには反映されていません。
これらによって明るさが急激に変わる画像
Function original(x)
If x > 0 Then
original = 1
Else
original = 0
End If
End Function
を変換すると
このようになります。使ったプログラムは
Sub highcut()
Dim normal(4) As Double
For j = 0 To 4
wa = 0
For i = -3 To 3 Step 0.01
wa = wa + lowpass(i, j) / 100
Next i
normal(j) = wa
Next j
For k = 0 To 4
For i = 1 To 601
wa = 0
x = (i - 301) / 100
For j = -3 To 3 Step 0.01
wa = wa + original(x + j) * lowpass(j, k) / 100
Next j
Cells(i, 1) = x
Cells(i, 2 + k) = wa / normal(k)
Next i
Next k
End Sub
です。Lanczos2以上だと上がるときに一旦上がりすぎてから下がります。これによって輪郭強調効果がありますが、Lanczos3以上だと今度は上がった後もう一度下がり、境界が波打ちます。これはリンギングと呼ばれます。Lanczos2による輪郭強調効果は、人間の錯視の一つマッハバンドと同じ傾向ですので不自然さを感じません。Lanczos3以上だとちょっと違和感を感じます。
これらによって、消すべき細かい線がちゃんと消えているか、残すべき大きな線がちゃんと残っているかを調べてみました。使ったプログラムは
Sub tokusei()
Dim wa As Double, wa2 As Double, wa3 As Double, normal(4) As Double
For j = 0 To 4
wa = 0
For i = -3 To 3 Step 0.01
wa = wa + lowpass(i, j) / 100
Next i
normal(j) = wa ^ 2
Next j
For i = 1 To 501
j = 2 ^ ((i - 1) / 100)
wa3 = 0
For x = -4 To 4 Step 0.01
wa3 = wa3 + Sin(j * x) * Sin(j * x) * 0.01
Next x
Cells(i, 1) = j
For k = 0 To 4
wa2 = 0
For x = -4 To 4 Step 0.01
wa = 0
For y = -4 To 4 Step 0.01
wa = wa + Sin(j * (x + y)) * lowpass(y, k) / 100
Next y
wa2 = wa2 + wa * wa * 0.01
Next x
Cells(i, 2 + k) = Log(wa2 / wa3 / normal(k))
Next k
Next i
End Sub
です。
Lanczosの大きなものほど理想的な減衰率に近づきますが、リンギングが出るので一長一短です。
最後に画素混合によりノイズがどのくらい平滑化されるか調べます。
Sub sn()
For j = 0 To 4
wa = 0
wa2 = 0
For i = -4 To 4 Step 0.01
wa = wa + lowpass(i, j) / 100
wa2 = wa2 + lowpass(i, j) ^ 2 / 100
Next i
Cells(1, 1 + j) = Sqr(wa2) / wa
Next j
値が小さいほどノイズが減ります。
僅かな差でLanczos1が良く、次がLanczos2です。画素平均法は参照範囲が少ないのでノイズ減少が少ないです。
画像縮小アルゴリズム比較がなされています。
次に平均画素法できっちり2分の1に縮小しました。ブログに表示できる画像サイズの整数倍になるようにトリミングしています。
元画像
擬似ベイヤー
2分の1に縮小してしまうと、元画像との差は少なく、JPEG圧縮による劣化に紛れて分からなくなりました。
実際にBayerのD90ととFoveonのDP2で撮り比べてみました。とは言ってもこのブログは長辺が1600ドットまでですので、DP2付属ソフトで2分の1倍のJPEGに変換しました。この文章の下に表示される画像は半端な比率で縮小されているので、クリックして元の大きさで見比べてください。
まずは加工せず、ブログに合わせて縮小しただけです。
次に少し加工をしました。DP2は付属ソフトで等倍でtiff出力してレンズの倍率色収差を補正しLanczos2で縮小、D90は傾きを補正しました。一般に傾き補正をすると解像度的には良くないですし、DP2で撮った方は傾きが小さいのでDP2は補正していません。
違いが分かりやすい左下、特に木付近を拡大しました。Foveonはそのまま、ベイヤーは縦横2分の1に縮小しました。
最初はFoveon
次にベイヤーをニアレストネイバーで縮小しました。元々高周波成分が少ないので、ローパスフィルターのないニアレストネイバーでも画像は荒れず、寧ろシャープで良いように見えます。
画素平均法とLanczos2で縮小。急激な変化がないのでLanczos2でもリンギングは出ず、輪郭強調としての良い面だけが見えます。