2011-11-08

逆光での青空の描写

昨日の写真で空が真っ白になっているものがあったので気になって撮り直してみました。

自動露出にすると昨日同様空が真っ白になったのでDxOを使って少し暗めに現像したら、空の雲はかろうじて分かるようになりましたが、青みは消えて灰色になりました。
そこで露出補正-1で撮って、DxOで明るめに現像しました。

今度は青みも残っています。
同じ写真を、ハイライト、特に青空の描写が得意なSilkypixで現像しました。

青空は綺麗ですが、歪曲収差が残っています。
センサーが大きなGXR A12 28mmでも撮ってみました。

画面の右側が白っぽくなっています。PowershotG12はレンズバリアが自動で開閉しますが、GXRはレンズキャップを付け外ししなければなりません。外したまま持ち歩いてうっかりレンズに触って汚したこともあるので保護用の透明フィルタを付けていたのですが、これに直射日光が当たったために白っぽくなってしまいました。私の使い方だと、気軽に持ち歩くためにはPowershot G12のようにレンズバリアが必須で、もう少しレンズが大きくてレンズバリアがつかなければ、気軽さは一眼レフと変わりません。
GXR A12 28mmに関しては、気軽さが一眼レフと変わらないとしても、APS-Cの一眼レフには換算28mmの単焦点レンズが殆どないので、携帯性が一眼レフと大差なくても使う価値はあります。
この写真に関してはフィルターに直射日光が当たって白っぽくなったことも影響しているでしょうけれど、露出が絞られて、PowershotG12の露出補正-1よりさらに露出を抑えて写されました。PowershotG12の露出補正-1が1/500s, F4, ISO80に対してGXR A12 28mmは1/640s, F6.3, ISO200ですのでISO80に換算すると1/640s, F4になります。CMOSセンサーは暗部ノイズが少ないので暗めに写して後から暗い部分だけ明るくすることで、白飛びを抑えることが出来ます。

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