デジタルカメラのRAWファイルからJPEGファイルに変換するソフトで、Ver5の頃から4年間使い続けています。
毎年1回、バージョンアップするのでそのために費用がかかりますが、少しずつですが良くなっています。
全体的な使い方は
DxO Optics Pro 5の使いこなし
DxO Optics Pro 6の使いこなし
DxO Optics Pro 7の使いこなし
に書いてきたので、気になった変更点について書きます。
DxO Lighting
今回、一番良くなった点です。これまではどうしても不自然さが感じられて、不自然さをなくすために詳細設定で色々な調整が必要でした。
今回のバージョンではかなり自然になって、効果を「弱い」「普通」「強い」から選ぶだけで十分です。
従来の効果が好きな人向けに、「DxO 7互換」という設定も選べます。
カラーレンダリング
以前はニコンのニュートラルにしておかないと、海の青がエメラルドグリーンになったり、赤が紅になったりしていましたが、今度のバージョンではOFFにしても大丈夫なようです。
ヴィネット
周辺減光の補正なのですが、今回のバージョンではautoにしておくと補正が過剰になって周辺の方が明るくなってしまいます。autoにしておくと効果が100になっていますので、50くらいに減らすと丁度良いです。
露光調整
新たに「smart」という選択肢が用意されましたが、正直言ってよく分かりません。「中心部に配慮した平均」を選んでおいて、仕上がりを見て微調整しています。
他はあまり変わりません。
ディストーションで歪曲収差を補正するときに、「画像比率維持」のチェックを外します。
外した方が、補正によってカットされる部分が減るからです。
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