2012-10-21

Bluetooth PAN

PANはPersonal Area Networkの略で、無線LANと似たようなことをBluetoothで行います。
スマートフォンで無線LAN(WiFi)テザリングするよりも、消費電力が少ないです。
また、人が多いところでWiFiテザリングすると、無線LANが混信して安定して使えないことがあります。
そんな時は、USBで直接繋ぐのが一番確実ですが、USBケーブルを持っていない場合、Bluetooth PANでもWiFiよりは混信が少ないです。
但しWiFiよりも遅いですが、Bluetoothも速くなっているので3GならBluetoothの速度が問題になることは無いでしょう。

私にとって一番のメリットは、PHSによるパケット通信が基本使用料だけで使えるHybrid W-ZERO3がBluetooth PANには対応していることです。
WiFiも使えますが、ad hoc接続に限定されるのでAndroidを(root化しない限り)繋げません。

Androidも以前はBluetoothが使えてもPANまでは使えない機種が多く、root化が必要でしたが、4.0になってからはOS標準でBluetoothテザリングに対応するようになったので、PANに対応する機種が増えました。
auのHTC EVO 3DはAndroid2.3では対応していませんが 4.0にバージョンアップするとPANにも対応します

ところがHTC EVO 3DはPANのアクセスポイントにはなれますが、他のアクセスポイントに接続してインターネットは使えないようです。

WS027SHとはHybrid W-ZERO3のことです。

使えるならばこのように表示される筈です。

これで繋がることは確認できました。

googleのヘルプを見ると
> [設定] > [無線とネットワーク] > [その他] > [テザリングとポータブルアクセスポイント] に移動します。
> [Bluetoothテザリング] チェックボックスをオンにします。
と書かれていますが、これは自身がアクセスポイントになるための設定です。
Nexus7は対応しているのですが、品切れで入手できません。

ただ、肝心のPHSパケット通信の速度が、電波状況の良いところでは220kbpsになったこともあって、b-mobile U300と違ってyoutubeなどの制限もないので、これならU300並みに使えるのですが、場所によっては(というかアンテナが減ったらしく大抵のところで)60~80kbps程度で、これだとイオンで売っている毎月980円のb-mobile SIMの方が安くて速いです。
今となっては全く繋がらないよりはマシ、という程度です。

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