2010-01-25

ブートストラップ情報量規準EIC

ブートストラップ法を用いた情報量規準EICについて説明し、最後の課題を出しました。

課題

男の子女の子
期間(週)体重(g)
402968
382795
403163
352925
362625
372847
413292
403473
372628
383176
403421
382975
期間(週)体重(g)
403317
362729
402935
382754
423210
392817
403126
372539
362412
382991
392875
403231
出典

このデータに対して次の三つのモデルを考えます。EICを用いてモデルを選びなさい。但しxは妊娠期間です。
モデル1:体重の分布は男女とも正規分布N(α+βx,σ2)に従う。
モデル2:男の子の体重の分布は正規分布N(α1+βx,σ2), 女の子の体重は正規分布N(α2+βx,σ2)に従う。βとσは男女共通で、切片αだけ異なる。つまり平行線を当てはめる。
モデル3:男の子の体重の分布は正規分布N(α11x,σ2), 女の子の体重は正規分布N(α22x,σ2)に従う。σは男女共通で、切片αと傾きβが異なる。つまり全く別の線を当てはめる。

締切は再来週2月8日です。

訂正

間違いではありませんが
講義中に示したプログラムで、変数を
x(1,i):男児の妊娠期間, x(2,i):男児の体重
y(1,i):女児の妊娠期間, y(2,i):女児の体重
と使いましたが、一般的な変数名の使い方(y=ax+b)に合わせて
x(1,i):男児の妊娠期間, x(2,i):女児の妊娠期間
y(1,i):男児の体重, y(2,i):女児の体重
と使った方がプログラムが組みやすいと思います。

ヒント

モデル2を考えるには前期の大学院博士前期概論のレポートのヒントが役に立つでしょう。

来週

講義としては今日で終わりです。来週再来週はレポート作成に関する相談の時間とします。

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