2008-05-07

2変量の相関を調べる

  1. 散布図を描きましょう。
    (1)例1.6のデータを入力します。
    (2) B2セルの上でマウスの左ボタンを押して、押したままC21セルまでマウスを移動させて左ボタンを離します。

    (3) ツールバーの「挿入」から「グラフ」を選びます。

    (4) 「散布図」を選んで「完了」を押します。

    (5) すると次のような散布図が出来上がります。

  2. 回帰係数を求めます
    (1)ワークシート例1.6が選択されていることを確認します。グラフが邪魔でしたら横へ移動させてください。
    (2)先ほどの方法でも平均は計算できますが、今度はEXCEL関数の使い方を勉強するためにExcel関数を使って身長の平均をB22セルに計算します。 まずB22セルを選択し、挿入タブ→関数をクリックします。


    (3)すると「関数の貼り付け」が開かれます。そこで「関数の分類」から「統計」を、「関数名」から「AVERAGE」を選択し、OKを押します。
    (4)平均を取るデータの範囲を決定するため、数値1ボックスの右の赤い矢印が書いてあるボタンを押します。


    (5)身長データB2:B21を選択し終えたら、もう一度数値1ボックスの右のボタンを押すことでデータの範囲が確定されます。


    (6)OKを押せば、B22セルに身長の平均が入力されます。
    (7)座高についても平均を計算します。今回はB22セルをコピーしてC22セルに貼り付けるだけで結構です。
    (8)D列に身長から身長の平均を引いた値を2乗した値を計算します。まずD2セルに=(B2-B$22)*(B2-B$22)と入力してください。B22セルは先ほど計算した身長の平均が入っているセルです。
    (9)D2セルをコピーします。これをD21セルまで貼り付けて、すべての身長データの平均との差の2乗を求めてください。
    (10)E列では座高の平均との差の2乗を計算します。これもD列をコピーしてE列に貼り付ければOKです。
    (11)F列では身長と座高の平均との差の積を計算します。F2セルに=(B2-B$22)*(C2-C$22)と入力してください。あとはF2セルのコピーをF21セルまで貼り付けてください。
    (12)D列、E列、F列に対しても平均を求めます。これもB22セルをコピーして、D22セル、E22セル、F22セルに貼り付ければOKです。
    (13)実際に回帰係数を求めていきます。例1.6のデータの場合、身長はX、座高はYにそれぞれ対応しています。教科書p.27のaとbの式を参考にして、aをG24セル、bをG25セルでそれぞれ計算します。G24セル、G25セルにどのような式を入力すればよいでしょうか。
    ヒント:B22~F22の数値を使って計算しますが、中に一つだけ使わないものもあります。

    正しい式を入力すると以下のようになります。

    これで回帰係数を計算することができました。

    ツールバーの「グラフ」の中の「近似曲線の追加」を使うと、次のような回帰直線とその式を書くことも出来ます。

    自分で計算した回帰直線の係数と等しいことを確認してください。

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