コントラストAFとは、ピントリングを少しずつ動かして一番はっきり見えるポイントを探す方法で、マニュアルでピントを合わせるのと同じです。少しずつ動かす必要があるのでピントを合わせるのに時間がかかる反面、撮影用の受光素子をピント合わせのためにそのまま使うので、写る範囲内なら画面のどこででもピントを合わせることが出来ます。だから顔を検出してその場所でピントを合わせることも出来ます。 位相差AFとは、撮影用の受光素子とは別の、ピントを合わせるための専用の受光素子で距離(正確にはピントのズレ具合)を測って、ピントを設定します。一気にピントを合わせることが出来るので速いですが、測距用受光素子のある場所でしかピントを合わせることが出来ません。普通のデジタル一眼レフで画面内の11箇所、ニコンの高級機で51箇所です。
パナソニックのDMC-G1などのマイクロフォーサーズやコンパクトカメラでは、光を撮影用受光素子以外に導けないので位相差AFが使えず、コントラストAF専用になります。
kakaku.comで引用されたのですが「読んでもピンときません」とのことでした。説明が下手ですね(汗)
追記:最近の状況を書きました。 |
Amazonブラックフライデー、11月29日〜12月6日に開催
-
Amazonは、年末最後のビッグセール「Amazonブラックフライデー」を2024年11月29日(金)0時〜12月6日(金)23時59分まで開催する。セール開催に先駆け、先行セールを27日と28日に実施する。
プライム会...
4 件のコメント:
え、非常にわかりやすかったですよ。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると書いた甲斐があります。
先日、家族の凧揚げを撮ったのですが、このような用途ですと一眼レフの位相差AFが有利ですね。
位相差AFはべつに距離をはかっている訳ではありませんよ。
コメントありがとうございます。
はい、正確には距離を測っているのではなくピントのズレ量を測っているわけですが、この記事はマイクロフォーサーズの出始めの頃に、従来の一眼レフとの相違点を友人に説明するついでに書いたもので、説明としてはこの方が分かりやすいと思ったのです。
「ファインダーを覗きながらピントリングを回して、一番はっきり見えるところを探すのがコントラストAFで、専用の距離計で距離を測ってからピントリングの目盛をその距離に合わせるのが位相差AF。後者の方が速いけど、別途距離計を用意しなければならないでしょう。」と説明したら納得してもらえたので。
バリフォーカルレンズでは焦点距離によって距離目盛がずれる、とか、そもそも最近は距離目盛がないレンズもある、というツッコミは勘弁してください。
http://www.nikon.co.jp/profile/technology/core/software/caf/
が詳しいです。
コメントを投稿