2007-12-06

ExcelのVisual Basic

九九の表

先週の続きで九九の表を作りましょう。
For文を使うと
1
2
3
4
5
6
7
8
9
という表は作れると思います。同じような文をもう一度書くと
12
24
36
48
510
612
714
816
918
という表を作ることも出来るので、同じような文を9回書けば九九の表は出来るはずですが、それはあまりにも大変ですので、For文を上手に使って同じような文を9回も書かずに九九の表を作ってください。

足し算

別のプログラムを書くには、先ほどのプログラムのEnd Subの下の行に
Sub 別のプログラムの名前
と書いてEnterを押すと、区切りの線が自動的に引かれます。

今度は1から100までの数を足してみましょう。
1+2+3+…+99+100と入力していては大変ですので、For文を使った繰り返しで計算しましょう。まず
wa=0
としておいて
wa=wa+1 (この時点でwaは1)
wa=wa+2 (この時点でwaは1+2)
wa=wa+3 (この時点でwaは1+2+3)
wa=wa+4
wa=wa+5

wa=wa+98
wa=wa+99
wa=wa+100
とするとwa=1+2+3+…+99+100になりますので、最後に
Cells(1,1) = wa
と書いて計算結果を表示しましょう。

データの読み込み

まずExcelのA1からA3セルに適当に数字を入力してください。そしてこれらの数字を足し算するプログラムを書きましょう。  x1=cells(1,1)
 x2=cells(2,1)
 x3=cells(3,1)
 wa=x1+x2+x3
 cells(4,1)="合計"
 cells(4,2)=wa
と書くと、3つの数字を足すことが出来ます。では10個とか100個のデータを足すにはどうすればよいでしょうか。

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