2008-12-26

Silkypix

Silkypixを使ってみました。Adobe Lightroomとの違いは、Lightroomは画像管理機能と一体化していて、RAW画像を管理、表示するついでに現像情報も記録する、という感じです。当然、現像結果をjpegファイルに保存する事も出来ます。現像手順も、どのパラメータをどのように変化させたか、ということが全て順に表示され、任意の手順まで自由に戻る事が出来ます。
一方SilkypixはRAW画像を一枚ずつ現像してjpegで保存する、を繰り返すことになります。手順も、戻す事も出来ますが単にCTRL+Zで一手順ずつ戻すだけですし、どの手順が戻るのかも表示されないので覚えていないなら、戻してみないとどの手順が戻るか分かりません。現像後の画像をjpegなどで保存していない場合、フォルダ単位で表示する事も出来ますが遅いです。
これだけ書くとSilkypixは使いづらいようですが、プリセットが多いので手軽です。光源の種類も多いですし、色調として「記憶色」「美肌色」「フィルム調」が選べます。
大雑把な使い方としては、まず露出補正を「オート」にしてそれでも被写体の一部が潰れていたらさらに明るくして、色調は人が居なければ「記憶色2」、人だけを撮るなら「美肌色2」、人と風景両方なら「美肌色3」、画素数は元々多すぎるくらいなのでシャープネスは無し(必要なサイズに縮小した後でシャープネスをかける)、被写体の一部が飛んでいたらハイライトコントローラーでダイナミックレンジ拡張する、という感じでしょうか。

でも結局のところ、写す時に飛んだり潰れたら救いようが無いですし、逆に潰れたり飛んでいなければ少々明るいのや暗いのは修正しなくても印刷ソフトによっては自動的に修正してくれますので、写す時の露出設定、AEなら露出補正が重要でそれさえちゃんとできればjpegで充分ですし、ブログに載せる大きさでもjpegからの編集で充分です。DMC-G1本体が作るjpegならレンズの収差も補正されているので、同様の補正を自動的に行ってくれる現像ソフトが作られない限り、あまりRAW現像の必要は無いと思います。編集の必要があるならRAWを使う、と考えるなら本体生成jpegは少し派手で良いと思います。「ダイナミック」にしておくと記憶色を目標にするそうです。

日記・デジタルカメラ: TOMOYURI日記:So-net blog

0 件のコメント: