スローシンクロ
この季節、綺麗なイルミネーションなど夜景を背景に記念写真を撮る事が多いと思います。こんな時、フラッシュを使わないと手前の人物が暗くなるし、だからと言って普通にフラッシュを使うと、背景がちゃんと写らなくて真っ暗なところに人がいる写真になります。
こんな時はフラッシュを使いつつシャッター速度をぶれない程度に遅くすると、背景からの光も写るようになります。
これをスローシンクロと言いますが、この時、シャッター速度、感度、フラッシュの明るさの調整が大切です。
自分で調整するのは難しいので、カメラに自動的に調整してもらう方法を探しました。
ニコンのデジタル一眼レフの場合
追記:D5000以降ではこのようなことをしなくても背景も写るそうです。- ファンクションボタンか、AE/AF-Lボタンのどちらか、使っていない方の機能をFVロックに設定する。
これは一度設定しておけば普段は変更しないでしょう。 - 感度自動制御をONにして、制御上限感度を高めにする。D90ならISO3200, D60ならISO1600。
- シャッター速度優先AEにして、シャッター速度をブレない限りで出来るだけ遅くする。
手持ちなら、手ぶれ補正がなければ60分の1秒、手ぶれ補正があっても30分の1秒くらいでしょう。三脚でも、8分の1秒か遅くても4分の1秒にしないと被写体の人物がブレます。 - 構図を決めたら、シャッターを押す前に1.で設定したFV-Lボタンを押します。するとフラッシュがテスト発光して、感度やフラッシュの明るさを自動調整します。
- そのままシャッターを押すと綺麗に写せます。
フラッシュをスローシンクロではない通常モードにします。スローシンクロ撮影をしたいのにスローシンクロモードにしないのは変な感じですが、ここでスローシンクロモードにすると感度が最低になって本当に際限なくシャッター速度が遅くなります。
そしてスローシンクロ撮影するために、フラッシュ時シャッター速度制限を遅くします(上記、シャッター速度優先AEの時と同じくらいに)
但し、絞り優先AEやプログラムAEで後幕発光モードにすると自動的にスローシンクロモードになってしまうので、後幕発光にするならシャッター速度優先AEにするしかありません。
説明書によると、FVロックは構図を変えても発光量を変えないため、と書かれていますが、上で書いたように構図を変えない場合も、FVロックのために一度テスト発光を行った方が露出が適切になるようです。
参考にしたのは
スピードライトSB-800~カスタマイズ8 - with Nikon F6
イルミネーションを背景にモデル撮影 ~ニコンD90 レビューその5 :: SorryFull ::
フラッシュの話ではないですが30D後ピンの怪: 【にけの独り言】 -にけ@横浜-オートフォーカスの仕組みについて詳しいです。
関係ないけどオープンダイアリー・インサイド: 「L704iはどうですか」というコメントスパム
バイク王呼んだら 女性社員に泣き落としされたでござるよ の巻 - 『姉ログ』
バイク王について - Yahoo!知恵袋
私自身が裏をとったわけではないので、本当かもしれないし、ライバル業者が捏造した話かもしれません。
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