2009-05-14

D60の露出制御

以前、D60で3D-RGBマルチパターン測光IIを用いると、暗い部分を優先するため明るい部分が飛びやすいと書きました。
一方、中央部重点測光はその定義どおり、中央部に重みをおいた平均測光ですので、中央部が反射率の低い被写体の場合、露出オーバーになります。

露出補正-1/3ですが、焼け石に水でした。
あくまで平均値に基づいて露出を決めているので仕方ないのですが、ヒストグラムが明るいほうに偏っていて、暗いほうが無駄に空く一方、明るい部分は完全に飛んでいて現像時に暗くしても真っ白のままです。

アクティブD-ライティングを切れば、明るさ、コントラストを調整することが出来ます。

明るさを落としてみました。

これ以上暗くすると、完全に飛んでいる部分とかろうじて飛んでいない部分の間がジャンプして不自然になります。

空の明るい部分が灰色になっています。本来は青成分は高く、赤と緑は低かったのですが、飽和して全部高くなってしまったのを後処理で下げたからです。
これからは3D-RGBマルチパターン測光IIでマイナスの露出補正を強めにしてみます。 またホワイトバランスはA3G1にしていましたが、オリジナルの写真はまだ青っぽいので(1枚目の山の緑が青みがかっています)、これからはA4G1にしてみます。

追記:DxOを使ってみました。

この写真を載せて気づきました。少しだけ回転させて、それによって斜めになった縁の部分をカットしたはずなのに、最後の写真は右側が大幅に切られています。編集画面では少し切られただけなのに、保存したファイルだけ大きく切られています。
バグなのでしょうけれど、回転はしないほうがよさそうです。最初から水平に気をつけましょう。
回転させなかったものと、回転して縁を他のソフトでトリミングしたもの。

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